第7週目 ネガティヴ魔法使い イアティアの一週間
◆日記
夜は嫌い。
最近はここの生活リズムにもいい加減慣れてきて、仕事が終わってから魔法の勉強の時間を確保できるようになってきている。いや、確保できるようになったというか、体力がついて活動時間が増えた感じなのかな。
実家にいた頃は、親の目を盗んで勉強をいかにして怠るかに注力していた。勉強が嫌いだったというのもあったけど、ただ押し付けられることに耐えられなかったのかもしれない。
私なんかが勉強してもなんにもならない。たとえ私が明日から本気を出したとして、10年前から本気になっていた人には勝てない。
努力は実を結ぶというけれど、この世には食べられない果実はたくさんあるし、食べられずに腐る果実もある。努力が結ぶのはせいぜい根拠のない自信だけ。
最新最先端の魔法の研究は、私よりもっと真面目で賢い魔法使いがやってる。私より前向きに明るく希望を抱いて。
だったら私の勉強する意味はなんなんだろう。結局ただの惰性だよね。
夜は勉強の時間でもあったけど、考え事が多くなる時間でもあった。私は後ろ向きな考え事しかしないから気分が暗くなる。だから夜は嫌いだった。
考え事をするようになると考えるだけで気分が落ち込む。陽が沈むと元気がなくなるのだから、もしかしたら私は植物なのかもしれない。
ここには夜はない。夕方があるだけ。気分転換にはちょうどいいかなと思って来た。まさかお店の経営をやらされるとは思ってなかったけど。
夜のない場所に来て結局どうだったかというと、気分は暗くなるばかりだった。
ようするに私は、独りでいることが嫌いだったわけだ。
独りが嫌いなのに、どうしようもなく独りなのは本当に救いようがないね。
ここの良かったところは、魔法の才能が問われないって所かな。
STORY
とうとう完成したオリハルコン金魚接客マシン赤く炎のごとく燃える金魚は次々とお客様をひきつける
コンビニの売り上げも堅調に推移し、予算をゆっくりと回収していった……
さなえは静かに夕暮れの街を見る
「もし経営がうまくいったとして、みんな金魚になってどうすればいいんだろう」
「呪いは破らなくちゃ。でも、その方法が分からずに、とりあえずお金を稼いでいる」
視界の端をポコポコドラミングするゴリラが横切る
「金魚の知恵しかないからよくわからないや」
さなえは自嘲した。どうしようもない世界で、どうしようもない状況で、理解できることは少ない
ただ、売り上げの増減だけはひどく単純で、金魚の知恵でも理解可能で、ひとつの真っすぐな道を示していた
――ひとつの真っすぐな道を、示している――
◆訓練
機転の訓練をしました機転が23上昇した
機転の訓練をしました経験値が足りない
機転の訓練をしました経験値が足りない
機転の訓練をしました経験値が足りない
笑顔の訓練をしました笑顔が12上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
イアティアはギザギザくんを576闇円で購入した!
イアティアはゴリラジカセを541闇円で購入した!
◆作製
肝臓36と大量消費社会36を素材にして絶対に延焼するアロマキャンドルを作製した!
◆コンビニタイプ決定
コラボ に決定!!
◆アセンブル
スロット1にワラスボを装備した
スロット3に絶対に使えない魔方陣を装備した
スロット4に絶対に笑ってはいけない夕闇国を装備した
スロット5に16bit茶を装備した
スロット6に絶望カップラーメンを装備した
スロット7に楽しいこけし入門を装備した
スロット8に概念を装備した
スロット9にアンチエイリアスを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
ワラスボをアイコン変更した!
|
|
メッセージ
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 2049
貢献収入 173
行動順報酬!! 13%
合計闇円収入2510
商品販売数 3個
◆経験値が43増加しました……
◆体力が22増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献収入 173
行動順報酬!! 13%
合計闇円収入2510
商品販売数 3個
◆経験値が43増加しました……
◆体力が22増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
イアティアは暑い日差し44を入手した!
倉庫がいっぱいで素材を受け取れない!
倉庫がいっぱいで素材を受け取れない!
キャラデータ
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆イアティア 夕闇国に訪れたらなんやかんやで流されてコンビニ店員になってしまった魔法使い。 辞意を表明する勇気もなく仕方なくコンビニ営業をすることに。 睡眠時間が不規則なせいで目の下に濃いクマが出来ている。 中級レベルの魔法に苦戦中。 ◆ワラスボ 虚無飲食物。イアティアの非常食。 形容しがたい見た目がとても虚無。 目が無いはずなのになぜか目が合う感覚がして、心が虚無になる。 しばらく見つめているとなぜだかかわいく思えてきて、それもまた虚無。 虚無なのに様々な虚無を内包する、形を持った空集合。 なんとなく意思の疎通ができる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
_0 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() _8 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 16 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|