第2週目 廟鏡の魔女と愉快な店員の一週間
◆日記
「で、アンタは誰?」
「一体何の目的?」
「…………」
「…何か話たらどう?」
「呼び出したのは、そっちだろ?」
「かえよ」
「は?」
「買えよ」
ぐいぐいと詰め寄る謎の着ぐるみ。
「ちょ、ちょっと!?」
「いきなり何言ってんのさ!大丈夫??」
「……」
「まただんまり…」
「まいったな、これじゃあラチがあかない」
その時。
謎の着ぐるみの頭のすぐ近くで、
チカチカと光が輝き始めた。
……
賓よ…ようこそきてくださいました…
「うわっ!?」
「…光から声が…魔法?」
私の名前はマオ・アナトリ・ウラハバーン…
あなたの眼の前にいる者の記憶です
「はい?」
目の前にって…
「これ!?」
はい…
…私はかつて『廟鏡』と呼ばれた宮廷魔女でした
ですが、主人の命令に背いてしまい…
呪いを受け、この地へと堕とされました
「呪い?」
はい…
この見知らぬ地で、私と同じように呪いにかかったものを救うことで
自分の呪いからも解放されるというという、ひどく凝った呪い…です
「で、その呪いを消すために、どうしてこっちが呼ばれなきゃいけないの?」
「内容によっては協力しかねるんだけど」
…
『コンビニを経営し』
『革新を日々もたらし』
『指定の日まで』
『人々を満足させること』
『さすれば、汝を奪った』
『呪いは解けるであろう…』
「?」
「こんび、に…?」
この地に住まう…金魚坂一族へ降りかかった呪い…
彼らは、金魚坂一族を敵視する者たちから、魚に変化するという呪いを受けています
唯一変化の呪いに抵抗できた令嬢を全方面から補佐し、
彼女を始めとした一族全ての呪いを解くこと…
そしてその呪いを解くことで、
私へかけられた呪いも解くことができます…
ちなみに、私にかけられた呪いは
知識や思考が徐々に猫並に落ちてしまうもので…
おそらく、あなたの前にいる私は
猫並の知識しか備えていないでしょう…
「ワーオ」
「はらへった」
「買えよ」
「ちょっと君は黙ってて」
ムギュウ
…猫並の知識しか持たない私は
協力しなければいけない金魚坂一族の者が食事に見えてしまう……!
これでは本末転倒です…!
なので、全てが猫並に落ちる前に…!
正気かつ手助けしてくれるような優しくて頼りになる者を
異世界から呼び寄せるように陣を組みました
「はーん…なるほどね」
「とりあえずその呪いとかなんとかを解いて君を正気に戻さないことには」
「こっちもどうしようもないのはわかったよ」
「君に協力しよう」
「改めて。こっちはネイベール。ネイベール・フェリン」
「気軽にネイって読んでくれていいよ」
本当ですか…!ありがとうございます!
ありがとうございます…ネイベール様…!
「他にどうしようもなさそうだからね」
「ちなみに、具体的に何したらいいの?」
はい
金魚坂一族が運営するコンビニの1店舗を借り受け、
日々支給される素材から工夫して新商品を作り出し
その商品で人々を満足させ、
見返りとして金銭をいただき、金魚坂一族へと貢献します
そうやって金魚坂グループを金銭面で補佐しつつ、
金魚坂令嬢が呪いを打ち砕く方法を見つけるのを助けるのです
「…こんびに新商品?…金銭をいただく?」
「ねえ、それって要するに」
はい
ネイベール様には金魚坂グループの経営するコンビニの店長として
食料・飲料・書籍・日用品とありとあらゆるを備えた雑貨店を経営していただきます
「!」
「…へえ」
「要するに商売するってこと?面白そうじゃん」
「商人の腕が鳴るよ」
まあ!
心強い限りです
では、早速新商品を作ってください
材料はあちらの隅にあります
ドサ…
「(なんだこれ)これを材料にして…新商品を作った後はどうするの?」
お店のことは随時その時に説明いたします
「思ったより適当な扱いだな」
なにぶん、私は記憶…所詮あなたにとって過去の存在です
未来に対する応用力がありませんから…
「うーん、都合つかないってことか」
「まあ、こっちもある程度はわかってるつもりだからね」
「よほどのことがない限りは対応できると思うよ」
面目ないです…
「気にしなくていいよ」
「さ、それじゃあ商売…はじめよっか?」
れっつ、こんびに!
STORY
夕闇国にチラシが舞う。その日の新聞の夕刊(夕刊しかない)に大々的に告知されるコンビニの開店夕闇国に現れた謎のお客様は、物珍しさに次々と来店する。それはまさに餌を食らう鯉のごとく
謎のお客様が正常な思考を持っていない何かでも、構わず商売する土壌が夕闇国にはあった
なぜなら夕闇国はゆらぎの国。あらゆる世界の夕闇と繋がる国。価値観が通じることすら稀なこの国で
確かなのは全て、「売る」と「買う」という信頼関係だけだったから
――現れたお客様は、ほのかに紅茶の香りがした――
◆訓練
魅力の訓練をしました魅力が10上昇した
魅力の訓練をしました魅力が11上昇した
笑顔の訓練をしました笑顔が10上昇した
笑顔の訓練をしました笑顔が11上昇した
気品の訓練をしました気品が10上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
ネイはロホ特製・できたてタコスを480闇円で購入した!
ネイはひみつクッキーを480闇円で購入した!
ネイは霊玉:たくみのわざを1056闇円で購入した!
◆作製
はえぬき20とはえぬき20を素材にしてライスボールを作製した!
◆コンビニタイプ決定
ビジネス に決定!!
◆アセンブル
スロット1に虚無酒類を装備した
スロット2に虚無高級品を装備した
スロット3に癒しのネコチャンキィホルダァを装備した
スロット4にロホ特製・できたてタコスを装備した
スロット5にひみつクッキーを装備した
スロット6に霊玉:たくみのわざを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
ENo.29からのメッセージ>>
「うわ……なんだアレ」
通りすがったコンビニの奥に佇むあなたを見てガスマスクの少女?がうめいた。
ちなみに彼女の足元には数匹の猫が集っている。
「着ぐるみ…なのか…?ぶっさいくな猫だな…。ていうか猫か…?」
「おーい、そこの着ぐるみ猫。あんたこの店のマスコットかなんかか?それともその姿がマジだったりする?」
少女?は店内には入らず、入り口から声をかけてきた。
メッセージを送信しました
>>Eno.15 >>Eno.102
「うわ……なんだアレ」
通りすがったコンビニの奥に佇むあなたを見てガスマスクの少女?がうめいた。
ちなみに彼女の足元には数匹の猫が集っている。
「着ぐるみ…なのか…?ぶっさいくな猫だな…。ていうか猫か…?」
「おーい、そこの着ぐるみ猫。あんたこの店のマスコットかなんかか?それともその姿がマジだったりする?」
少女?は店内には入らず、入り口から声をかけてきた。
メッセージを送信しました
>>Eno.15 >>Eno.102
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 1968
行動順報酬!! 16%
合計闇円収入2282
商品販売数 2個
◆経験値が17増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
行動順報酬!! 16%
合計闇円収入2282
商品販売数 2個
◆経験値が17増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
ネイは椅子24を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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いらっしゃいませ! 呪われた魔女と雇われ店長によるコンビニへ! 毎週魅力的な商品と、魅力的な店員を皆さまに提供いたします! でなければ、この堅牢で透明な牢屋の呪いは解けないからです! ようこそ ようこそ いらっしゃいませ! 店員名簿はこちらでご確認くださいませ! +++++++++++ 【店長】ネイベール・フェリン 魔女の力によって呼び出された賓。 呪いを解く手段の1人。 不本意ながらもコンビニを手伝うことに…。 【魔女】マオ・アナトリ・ウラハバーン 通称マオハバーン。 『廟鏡』と謳われた魔女。 呪いによって多くを奪われた上に思考が猫並になってることが判明。 1人じゃコンビニの経営+呪いの解除なんてとても出来ないので ちょっと誰か助けてくだしあ。 …ということで異世界よりネイベールを呼び寄せ 店長業を代わってもらうことにした。 自分で作った着ぐるみを装備している。 +++++++++++ コンビニを経営し 革新を日々もたらし 指定の日まで 人々を満足させること さすれば、汝を奪った 呪いは解けるであろう… | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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