第2週目 猫使いのエリカの一週間
◆日記
・・・・・・
猫の魔王行くところ猫あり。
その魔王、猫を統べる者。
その魔王、猫に愛されし者。
その魔王、猫に呪われし者。
・・・・・・
猫の魔王。
それは自分の通り名。
自分が歩けばどこからともなく猫がやってくる。
自分のまわりには常に猫がいる。
数匹じゃない。数十匹だ。少ない時でな。
猫は好きだ。
かわいいし、もふもふしているし、あったかいから。
猫は苦手だ。
重度の猫アレルギーではまともに触れあえないから。
撫でただけで全身に発疹が出る。毛を吸えば呼吸困難に陥る。
それなのに猫は自分のもとへ来る。いつでも、どこでも。何匹でも。
…なにが猫の魔王だ。
こんなのただの呪いだ。
「ぼーっとしちゃって、どうしたんですか?」
ふと声をかけられて、思考を止める。
声のした方向に顔を向ければ、背の高い、顔立ちの整った青年が立っていた。
「別に」
「それよりコンビニ経営だけど。自分は何をやればいい?経営は全部エミリオに任せてもいいんだろう?」
「ええ。経営は僕がやるので、エリカ嬢には接客を頼みます。女性の方が受けもいいでしょうし…」
コンビニ経営…。
いつのまにか迷い込んだ世界で、流れ的にやらなければいけないことになっていた。
おかしいな、自分は確か茶葉を育てながら城を守る世界にいたような気がしたんだが…。
夕闇に覆われたこの世界で最初に出会ったのが目の前にいる青年、エミリオだった。
彼は旅商人だったらしく、こういうことについては自分より全然詳しいらしい。
別に彼も自分もコンビニ経営をやる義務はないんだが、色々あって一緒にやることになった。
その色々についてはまた今後話そう。今は開店前の準備で忙しい。
「ところでエリカ嬢、接客…ちゃんとできますか?」
「さぁ。まぁ、やってみるけど」
「じゃあ、ほら、笑顔。接客は笑顔が大事ですから、ね?はい、にこーって」
手本のようにエミリオが笑顔を作る。
使い慣れた表情筋から作り出される自然な笑顔に思わず感心する。さすが商人だな。
自分も真似して笑ってみる。にっこり。
「あ、もういいです。僕が悪かった」
頑張って笑顔を作ってみたのに、どうやら不評のようだった。心外だ。
「もう全部エミリオがやれよ…」
「コンビニ経営をやると決めたのは貴方でしょう?僕はあくまでお手伝いの店長です」
「お手伝いの店長ってなんだよ…」
そんなやりとりをしつつ。
開店時間が迫っていたので自分もエミリオもそれぞれの持ち場につく。
店の外でも、他のコンビニが動きだす気配がする。
コンビニ経営…それは戦争。約束されたのは莫大な富。
くそまじめにやるつもりはないが、手を抜くつもりもない。
「ネコマート、オープンだ」
猫の魔王行くところ猫あり。
その魔王、猫を統べる者。
その魔王、猫に愛されし者。
その魔王、猫に呪われし者。
・・・・・・
猫の魔王。
それは自分の通り名。
自分が歩けばどこからともなく猫がやってくる。
自分のまわりには常に猫がいる。
数匹じゃない。数十匹だ。少ない時でな。
猫は好きだ。
かわいいし、もふもふしているし、あったかいから。
猫は苦手だ。
重度の猫アレルギーではまともに触れあえないから。
撫でただけで全身に発疹が出る。毛を吸えば呼吸困難に陥る。
それなのに猫は自分のもとへ来る。いつでも、どこでも。何匹でも。
…なにが猫の魔王だ。
こんなのただの呪いだ。

ふと声をかけられて、思考を止める。
声のした方向に顔を向ければ、背の高い、顔立ちの整った青年が立っていた。



コンビニ経営…。
いつのまにか迷い込んだ世界で、流れ的にやらなければいけないことになっていた。
おかしいな、自分は確か茶葉を育てながら城を守る世界にいたような気がしたんだが…。
夕闇に覆われたこの世界で最初に出会ったのが目の前にいる青年、エミリオだった。
彼は旅商人だったらしく、こういうことについては自分より全然詳しいらしい。
別に彼も自分もコンビニ経営をやる義務はないんだが、色々あって一緒にやることになった。
その色々についてはまた今後話そう。今は開店前の準備で忙しい。



手本のようにエミリオが笑顔を作る。
使い慣れた表情筋から作り出される自然な笑顔に思わず感心する。さすが商人だな。
自分も真似して笑ってみる。にっこり。


頑張って笑顔を作ってみたのに、どうやら不評のようだった。心外だ。



そんなやりとりをしつつ。
開店時間が迫っていたので自分もエミリオもそれぞれの持ち場につく。
店の外でも、他のコンビニが動きだす気配がする。
コンビニ経営…それは戦争。約束されたのは莫大な富。
くそまじめにやるつもりはないが、手を抜くつもりもない。

STORY
夕闇国にチラシが舞う。その日の新聞の夕刊(夕刊しかない)に大々的に告知されるコンビニの開店夕闇国に現れた謎のお客様は、物珍しさに次々と来店する。それはまさに餌を食らう鯉のごとく
謎のお客様が正常な思考を持っていない何かでも、構わず商売する土壌が夕闇国にはあった
なぜなら夕闇国はゆらぎの国。あらゆる世界の夕闇と繋がる国。価値観が通じることすら稀なこの国で
確かなのは全て、「売る」と「買う」という信頼関係だけだったから
――現れたお客様は、ほのかに紅茶の香りがした――
◆訓練
魅力の訓練をしました魅力が10上昇した
魅力の訓練をしました魅力が11上昇した
魅力の訓練をしました魅力が12上昇した
笑顔の訓練をしました笑顔が10上昇した
笑顔の訓練をしました笑顔が11上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
◆作製
大量消費社会20とはえぬき20を素材にしてネコパンを作製した!
◆コンビニタイプ決定
ビジネス に決定!!
◆アセンブル
スロット1に虚無飲食物を装備した
スロット2に虚無酒類を装備した
スロット3に虚無雑誌を装備した
スロット4に虚無書籍を装備した
スロット5に虚無高級品を装備した
スロット6に虚無日用品を装備した
スロット7にニャンタソーダを装備した
スロット8にネコパンを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
ENo.14からのメッセージ>>
銀竜「お、ぬこじゃねェか。ぬこ祭りじゃねェかココ。」
銀竜「そこの店員の嬢ちゃん嬢ちゃん、ここのぬこってコンビニの売り物か? 触ったらいけない系か、これ。【スーツ姿で社員証をぶら下げた女は猫に触れるか否かギリギリの範囲で指をわきわきさせている。】」
メッセージを送信しました
>>Eno.71 >>Eno.94 >>Eno.16


メッセージを送信しました
>>Eno.71 >>Eno.94 >>Eno.16
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 2085
行動順報酬!! 15%
合計闇円収入2397
商品販売数 7個
◆経験値が22増加しました……
◆体力が8増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
行動順報酬!! 15%
合計闇円収入2397
商品販売数 7個
◆経験値が22増加しました……
◆体力が8増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
エリカは魅力マニュアル24を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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▼エリカ・ウィンターファイヤー 17歳の猫の魔王さま。 彼女が歩けば猫が湧く。 ただし重度の猫アレルギー。 昔はガスマスクをつけないと生活ができないレベルだったが、今はエミリオに猫アレルギーを緩和する薬をもらったので少しマシ。 でも薬を使ってないときは相変わらずガスマスク。 ▼エミリオ・ベルドゥ 世界を転々とする旅商人。 世界各地で手に入れた珍しいものや不思議な繊維で作られた衣服などを売っている。 この世界でエリカと出会い、彼女のコンビニ経営を手伝うことにした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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