第2週目 邪悪な吸血鬼の一週間
◆日記
さっそく商品アピール欄の書式を間違えて私は落ち込んだ。
ファイト、さざれ。
ざっとカタログを眺めてみたが、吸血鬼向けの商品というのは夕闇国にもなかなかないらしい。
世知辛いね。
わたしが頑張って吸血鬼の需要に応えねばならないということだ。
でも今回はとりあえずめっちゃ余ってるカップラーメンでも棚に陳列しておくとしよう。
カップラーメン好き?
私はそうでもない。
私が好きなのは、汚れを知らない乙女の血だ。
いや、ちょっとぐらいなら知っててもいい。
カカオ99%のチョコレートが人間たちの間で一時期流行ったみたいに、
ちょっと汚れた血のほうがビターでトレンドになったりすることもあるのだ。
もっともわたしに吸血鬼の知り合いはほとんどいないので、
トレンドというのは私一人の間のことをさす。
私の話はこのあたりにしておこう。
いよいよ本格的な営業が本日からスタートとなる。
この神無木さざれ、ドキドキしている。
このドキドキは、恋かも知れない。
コンビニ。コイ。
かなり字面が似ている。
この両者は、ほとんど同じと言ってもいいのではないか。
私は恋をしているのだろうか?
きっとそんなことはないと思う。
私は恋をする心をとうに、いや、あまり強い言葉で断定してはいけない。
来年のことを言えば、鬼が笑うというではないか。
あ、鬼は私だった。
じゃあ笑っておこうか。
ワッハッハッ。
そう。
コンビニは本日から始まりだと言うのに、もう十二月だ(夕闇国は一年が十二月で構成されているかどうかはわからない。ひょっとしたら十三月があるのかもしれないが、そういったイレギュラーな可能性は簡単のため無視)。
来年が、すぐそこまで来ている。
コンビニの始まり。年の終わり。
始まりと、終わりが、今日という日に内包されている。
かっこいい言い方をすれば、終わりの始まりというやつだ。
終わりの始まり。これ、一度でいいから口にしてみたかったんだよね。
吸血鬼っていうやつはかっこいい台詞を口にしてこそ生きている意味があるというものだ。
それにしても、吸血鬼は生きていると言っていいのだろうか?
生きている、というのは、どういうことを意味するのだろうか?
終わりと始まりは絶えず連続している。
あらゆる存在は死に向かうために生きている。
だがこの私、吸血鬼という存在はそこからは外れている。
正しい生命とは程遠い。
むろん、正しくなりたいと願っているわけではない。
私が望みを叶えた時、私は死ぬだろう。
それは悲観ではなく、そういう決まりなのだ。
次回の日誌は10文字ぐらいになる予定だ。
ファイト、さざれ。
ざっとカタログを眺めてみたが、吸血鬼向けの商品というのは夕闇国にもなかなかないらしい。
世知辛いね。
わたしが頑張って吸血鬼の需要に応えねばならないということだ。
でも今回はとりあえずめっちゃ余ってるカップラーメンでも棚に陳列しておくとしよう。
カップラーメン好き?
私はそうでもない。
私が好きなのは、汚れを知らない乙女の血だ。
いや、ちょっとぐらいなら知っててもいい。
カカオ99%のチョコレートが人間たちの間で一時期流行ったみたいに、
ちょっと汚れた血のほうがビターでトレンドになったりすることもあるのだ。
もっともわたしに吸血鬼の知り合いはほとんどいないので、
トレンドというのは私一人の間のことをさす。
私の話はこのあたりにしておこう。
いよいよ本格的な営業が本日からスタートとなる。
この神無木さざれ、ドキドキしている。
このドキドキは、恋かも知れない。
コンビニ。コイ。
かなり字面が似ている。
この両者は、ほとんど同じと言ってもいいのではないか。
私は恋をしているのだろうか?
きっとそんなことはないと思う。
私は恋をする心をとうに、いや、あまり強い言葉で断定してはいけない。
来年のことを言えば、鬼が笑うというではないか。
あ、鬼は私だった。
じゃあ笑っておこうか。
ワッハッハッ。
そう。
コンビニは本日から始まりだと言うのに、もう十二月だ(夕闇国は一年が十二月で構成されているかどうかはわからない。ひょっとしたら十三月があるのかもしれないが、そういったイレギュラーな可能性は簡単のため無視)。
来年が、すぐそこまで来ている。
コンビニの始まり。年の終わり。
始まりと、終わりが、今日という日に内包されている。
かっこいい言い方をすれば、終わりの始まりというやつだ。
終わりの始まり。これ、一度でいいから口にしてみたかったんだよね。
吸血鬼っていうやつはかっこいい台詞を口にしてこそ生きている意味があるというものだ。
それにしても、吸血鬼は生きていると言っていいのだろうか?
生きている、というのは、どういうことを意味するのだろうか?
終わりと始まりは絶えず連続している。
あらゆる存在は死に向かうために生きている。
だがこの私、吸血鬼という存在はそこからは外れている。
正しい生命とは程遠い。
むろん、正しくなりたいと願っているわけではない。
私が望みを叶えた時、私は死ぬだろう。
それは悲観ではなく、そういう決まりなのだ。
次回の日誌は10文字ぐらいになる予定だ。
STORY
夕闇国にチラシが舞う。その日の新聞の夕刊(夕刊しかない)に大々的に告知されるコンビニの開店夕闇国に現れた謎のお客様は、物珍しさに次々と来店する。それはまさに餌を食らう鯉のごとく
謎のお客様が正常な思考を持っていない何かでも、構わず商売する土壌が夕闇国にはあった
なぜなら夕闇国はゆらぎの国。あらゆる世界の夕闇と繋がる国。価値観が通じることすら稀なこの国で
確かなのは全て、「売る」と「買う」という信頼関係だけだったから
――現れたお客様は、ほのかに紅茶の香りがした――
◆訓練
魅力の訓練をしました魅力が10上昇した
魅力の訓練をしました魅力が11上昇した
魅力の訓練をしました魅力が12上昇した
魅力の訓練をしました魅力が13上昇した
魅力の訓練をしました魅力が14上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
さざれはやや印ポテチ【マロン味】を480闇円で購入した!
さざれはもやしを480闇円で購入した!
さざれはうどんを480闇円で購入した!
◆作製
メモ帳20と日々の挨拶20を素材にして戯麺~塩~を作製した!
◆コンビニタイプ決定
ビジネス に決定!!
◆アセンブル
スロット1に虚無飲食物を装備した
スロット2に虚無酒類を装備した
スロット3に虚無雑誌を装備した
スロット7に血液10秒チャージを装備した
スロット8に戯麺~塩~を装備した
スロット9にやや印ポテチ【マロン味】を装備した
スロット10にもやしを装備した
スロット11にうどんを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
ENo.64からのメッセージ>>
琢磨「………お願いします【血液10秒チャージを手に取りレジへと差し出す】」
ENo.70からのメッセージ>>
お飾り店長「(店内を見まわしてる女性が居る。)…この店は医療関係に強いのかしら? 血液パック…?(メモメモ)」

ENo.70からのメッセージ>>

◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 1536
貢献補正 1.65%
行動順報酬!! 16%
合計闇円収入1810
商品販売数 8個
◆経験値が23増加しました……
◆体力が8増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献補正 1.65%
行動順報酬!! 16%
合計闇円収入1810
商品販売数 8個
◆経験値が23増加しました……
◆体力が8増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
さざれは幟24を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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かなり邪悪な吸血鬼。やばい。 近所のコンビニには輸血パックが売ってないのが不便だなぁ、と思って自分でコンビニを経営することにした。 名前は神無木さざれ。すぐ灰になるがすぐ再生する。さざれすぐ灰になる。 店舗は一般的なコンビニの内装だが、薄暗い。知っての通り夕闇国はいつでもどこでも薄暗いが、照明などがないのだ。 // イラストは十戸さまにいただきました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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