第3週目 銀竜の一週間
◆日記
好奇心と同族意識を軸にしてわんこを拾ったのだと思う。
ソファ1つを血の代償にして、簡単な治療をして彼の怪我の経過を見守りながらふと考え付いた結論である。
所縁もない男を連れたのはそんな気まぐれによるせいだ。男が異邦者で、どことも分からぬ世界に一人放り出されたのに、ただならぬ共通点を見出したから。
何故怪我をしていたのか問うてみたら「やんちゃして傷つけた」とか。男も見るからに荒くれものだし、嘘でもないのかもしれない。それにしては近未来的なスーツを着ていると思うが、規模やスケールはそれなりに強大だったのではないだろうか。
互いのことはまだよく知りえていないが、男が異邦人の無職。自分が忍者でコンビニ店員。それくらいの情報があれば生活に支障はない。
男には怪我の都合もあり日がな一日寝てもらうことが多かったが、1週間ほど経って仕事も軌道に乗り出した頃合いにひとつ提案した。
「なァ、ジル。具合はどうよ」
「んー、まぁまぁ。前ほど怠くはない」
「じゃあ明日から仕事手伝え」
朝食のソーセージエッグの黄身を潰すわんこに向けて、普段通り世間話をするような口で提案する。
コンビニ務めであることは事前に話していたので、バイトに誘う感覚でふと投げかける。
「忍者装束でも着れば良いのか?」
自分たちは着ないが、表のレジ担当らは忍者装束が正装として扱われている。身を隠すものが表に出るというのもおかしな話だが、これが意外と受けがいい。忍者の格好自体が珍しいらしく観光に来た異人がよく現れるし、実際集客につながる成果を得られたのだから悪くはない。数あるコンビニの中でもランキングとして特集を組まれる程度には名を売れたと考えられる。
自慢げに語る自分の口が好ましくなかったのか、しかめっ面をしている男に向けて、ソーセージをさしたままのフォークを彼に向けた。
「どうせ表には出ねェんだから忍者のカッコはいらねェよ。私服でいいしボクみたいにスーツでも良い。作業衣とかな。やる仕事は品出し検品特別業務その他色々な雑用係……裏方のスタッフだよ」
「俺忍者じゃねェけどいいのかそれ」
「いいンだよ細ェことは! どうせ裏はうちも人手不足だし他店のコンビニに戦力奪われるよか、こっちにおいといたほうがいいんだって」
「つか、俺が来るの確定してんのか。お前いつも暇してるとか言ったよな、この前」
実のところ暇つぶしの相手がほしいというのも事実である。
しかし経営に乗り出せば『有事』の作業が発生する可能性も高い。そうなると多少腕っぷしは必要になるし、一定のスキルがなければ裏方は務まらないものの、この男ならさほど問題はないだろう。
実力を見たわけではないが多少なりとも戦いなれているようだし、ガタイも悪くはない。
何より血まみれにされたスーツのクリーニング代とソファー代、家賃くらいは稼いでもらわないとわんこを拾った意味がない。ペットと違って見返りが期待できるナマモノなのだし。
「ちなみに、なんか技とか出せンの?」
「菓子ねだるみてェに言われても出すモンねェよ俺」
「初めて会った時に電気出してたのはなンだよ。電気ならてっきり炎と水の適性があるし精霊術でもイケんのかと」
「せいれ……? なんのことか分からねェけど忍術も精霊術とやらも使えねェよ。あとあれはこの前テレビでやってたやつだ。ウィンチェスター回してるゴツい男が未来から転移した直後のあれ」
「あー、いわゆるトリップか。……そっちの神隠しかっこいいじゃねェの!」
「Non 大体俺ァここに来た時から血まみれのバッドステータス抱えて来てんだよ」
そうしてついつい仕事場に遅れそうになるほど盛り上がった経緯もあるが、遅刻しそうなので狂言回しは後に繋げることとする。
※※※
早朝、ジルと共に店の裏口からスタッフルームへと入る。といっても宛がわれている部屋には自分と彼以外はおらず、折り畳み式の長机とパイプ椅子、備品を置けるロッカーが並ぶくらいの簡単なもの。
部屋の端には陽の光が差さない場所に扉があるが、直接ここに出入りすることは禁止されており、ここに誰かがいなければ開けてはならない決まりになっている。
今朝方バイト希望として店長に連絡をした手前、仕事の落ち着く昼過ぎに顔合わせをすることになった。それまでは男にも見学してもらうことになったが。
その凄まじさたるや「コンビニだよなここ」と唖然と問いかけられる程度には感想を絞り出させることになったものの、それで委縮しないあたり胆力があるとみて期待がかかる。
適当に過ごしながら定刻になると、店長室と貼られた紙のある扉を叩いた。
「俺の名は柳生銀兵衛。この夕闇に迷いし忍者を集めて取り仕切っている逸れの忍者。階級は上忍頭。立場は店長だ」
出迎えたのは長い黒髪の男だ。無造作に伸びたそれはジルとは違った粗野な印象を与える。50代ほどの壮年は値踏みするようにしげしげとジルを見て面白そうしている。
こんな高圧的な店長いてたまるか。そう言いたそうにしながら飲み込むジルの眼が確かに訴えていた。いるわけねェよこんな怖い店長。
「ジルだ、よろしく頼む」
店長と対面になる形でジルが座り、その隣に自分が座っている。基本的には面接という形だから、特別振られない限りは静かにしなければならない。
「志望動機は省いておくとしてだ。銀竜の紹介ってコトで期待値を高めに張ってみたが、素材はまずまず。忍者経験はないようだが、ほかに何かやってたか」
「用心棒とか傭兵紛いくれェなら」
「そりゃ骨のある男が来た。で、あれば採用してやる。出来レースだ? 気にするな。いい人材はさっさとハントするに限る」
いや良いのかよ。ジルは自分と店長を交互に目配せしてきたが、店長がこういう人格なのは「そういうものだ」と認識する他にないので、深く深くうなずいておくだけにした。
「経緯が何であれ、客でない奴がここに送られてきたからには目的は同じだ。このコンビニ、いやこの国は今コンビニ事業がひしめいている。金を稼ぐためにフランチャイズ化したコンビニがわんさかといてな。
裏手で仕事をしている銀竜の様子、午前中に見ただろう。ああいう客が大量にいるもんで、あれらを掃いてほしいとな。利潤を上げればこちらにも見返りが約束されている。将来的には俺ら全体で利益を分け合い、大手を振って元居た流派に変えるのが方針だ。
どうせ行く当てもないんだ。起業したところで初動の客入りは逃した。大手マーケットになりあがるのは難しい。うちも戦力がほしいし、お前も当面は実入りになるものが必要なはずだ」
「願ったり叶ったりな提案だけどよ、忍者じゃないとダメなんじゃねェの、ここ」
店の前で貼りだしている店員募集のビラを思い出す。忍者の方大歓迎という触れ込みであったが。
「未経験でも問題ない。下忍として受け入れて、忍者として鍛え上げれば良いんだ。まぁあくまで建前としてだが」
「忍者になることを拒否っても咎められないのか」
「明言はしないが。そう何人も店員(でし)なんざ取ってられるか。短い期間で稼ぐなら少数精鋭が良いだろう」
店長はサメのように笑ってあけすけなく返す。
こうした人柄に出会うのは珍しいのか、ジルは始終眼を見開いた反応を度々見せてくれる。
「で、こっちとしちゃ働いてくれるほうが嬉しいんだが、どうだ」
「これだけ来いって言われてるンなら断るのも忍びねェよ。なんだってやってやるさ」
「良し、なら契約書を書いてやるから待っておけよ」
意外にもとんとん拍子で話が進んでしまったのでこちらとしては少々肩透かしを食らった。意外と両者とも甘いところがあるのかもしれない。
後でスタッフルームに顔を出すと言い残して部屋から二人して締め出される形となる。あれで店長も大分忙しいのだが、おおらかな気質もあってそれを感じさせない一幕である。
「……いつもああなのか、あのヒト」
「昔からああだよ。いつもいつも勝手に突っ走って困っているけど、ああなんだって諦めておいてくれよ」
「昔からねェ……」
※※※
再び部屋に戻ってから数十分ほど経った後、店長は手には一枚の紙切れがひらひらさせてやってきた。
「契約書だ。夕闇国で正式に営業している店は店員の登録名簿を出す必要がある。お前の目で確認しろ」
ジルは渡された紙を一読する。彼に寄って確認する。年齢、名前、勤め先と備考欄に下忍とだけ記述された簡単なものだった。名前欄には。
「ギンレイ?」
「あぁ銀嶺。この店での名前だ」
こちらを何の気なしに見遣った男に向かって、ゆるりと肩を竦める動作で返す。
ついさっき言ったはずだ、ああなんだって。
「本人確認さえ取れれば本名は不必要ということになっている。こういう業界だし、俺達は本来世を忍ぶ本物の忍者だ。名は秘密にしておかなきゃならない。
それにあれだ、ストーカー被害だプライバシーがと喧しい外野も最近は沸くから、その予防にな」
顧客に見られるリスクが高いくせ、店員であると認識するのに必要なプレートにどうしてそこまで名を連ねようか。
そもそも忍者としても名を明かすというのは愚行にしかならず、報復の対象として末代まで呪われるハメになりうるのだ。
勝手なことをする癖、多少理に適う理論を振りかざすものだから、この上畳みかけられれば自然と折れる。
こうして店員が一忍、否一匹増えた。
ソファ1つを血の代償にして、簡単な治療をして彼の怪我の経過を見守りながらふと考え付いた結論である。
所縁もない男を連れたのはそんな気まぐれによるせいだ。男が異邦者で、どことも分からぬ世界に一人放り出されたのに、ただならぬ共通点を見出したから。
何故怪我をしていたのか問うてみたら「やんちゃして傷つけた」とか。男も見るからに荒くれものだし、嘘でもないのかもしれない。それにしては近未来的なスーツを着ていると思うが、規模やスケールはそれなりに強大だったのではないだろうか。
互いのことはまだよく知りえていないが、男が異邦人の無職。自分が忍者でコンビニ店員。それくらいの情報があれば生活に支障はない。
男には怪我の都合もあり日がな一日寝てもらうことが多かったが、1週間ほど経って仕事も軌道に乗り出した頃合いにひとつ提案した。
「なァ、ジル。具合はどうよ」
「んー、まぁまぁ。前ほど怠くはない」
「じゃあ明日から仕事手伝え」
朝食のソーセージエッグの黄身を潰すわんこに向けて、普段通り世間話をするような口で提案する。
コンビニ務めであることは事前に話していたので、バイトに誘う感覚でふと投げかける。
「忍者装束でも着れば良いのか?」
自分たちは着ないが、表のレジ担当らは忍者装束が正装として扱われている。身を隠すものが表に出るというのもおかしな話だが、これが意外と受けがいい。忍者の格好自体が珍しいらしく観光に来た異人がよく現れるし、実際集客につながる成果を得られたのだから悪くはない。数あるコンビニの中でもランキングとして特集を組まれる程度には名を売れたと考えられる。
自慢げに語る自分の口が好ましくなかったのか、しかめっ面をしている男に向けて、ソーセージをさしたままのフォークを彼に向けた。
「どうせ表には出ねェんだから忍者のカッコはいらねェよ。私服でいいしボクみたいにスーツでも良い。作業衣とかな。やる仕事は品出し検品特別業務その他色々な雑用係……裏方のスタッフだよ」
「俺忍者じゃねェけどいいのかそれ」
「いいンだよ細ェことは! どうせ裏はうちも人手不足だし他店のコンビニに戦力奪われるよか、こっちにおいといたほうがいいんだって」
「つか、俺が来るの確定してんのか。お前いつも暇してるとか言ったよな、この前」
実のところ暇つぶしの相手がほしいというのも事実である。
しかし経営に乗り出せば『有事』の作業が発生する可能性も高い。そうなると多少腕っぷしは必要になるし、一定のスキルがなければ裏方は務まらないものの、この男ならさほど問題はないだろう。
実力を見たわけではないが多少なりとも戦いなれているようだし、ガタイも悪くはない。
何より血まみれにされたスーツのクリーニング代とソファー代、家賃くらいは稼いでもらわないとわんこを拾った意味がない。ペットと違って見返りが期待できるナマモノなのだし。
「ちなみに、なんか技とか出せンの?」
「菓子ねだるみてェに言われても出すモンねェよ俺」
「初めて会った時に電気出してたのはなンだよ。電気ならてっきり炎と水の適性があるし精霊術でもイケんのかと」
「せいれ……? なんのことか分からねェけど忍術も精霊術とやらも使えねェよ。あとあれはこの前テレビでやってたやつだ。ウィンチェスター回してるゴツい男が未来から転移した直後のあれ」
「あー、いわゆるトリップか。……そっちの神隠しかっこいいじゃねェの!」
「Non 大体俺ァここに来た時から血まみれのバッドステータス抱えて来てんだよ」
そうしてついつい仕事場に遅れそうになるほど盛り上がった経緯もあるが、遅刻しそうなので狂言回しは後に繋げることとする。
※※※
早朝、ジルと共に店の裏口からスタッフルームへと入る。といっても宛がわれている部屋には自分と彼以外はおらず、折り畳み式の長机とパイプ椅子、備品を置けるロッカーが並ぶくらいの簡単なもの。
部屋の端には陽の光が差さない場所に扉があるが、直接ここに出入りすることは禁止されており、ここに誰かがいなければ開けてはならない決まりになっている。
今朝方バイト希望として店長に連絡をした手前、仕事の落ち着く昼過ぎに顔合わせをすることになった。それまでは男にも見学してもらうことになったが。
その凄まじさたるや「コンビニだよなここ」と唖然と問いかけられる程度には感想を絞り出させることになったものの、それで委縮しないあたり胆力があるとみて期待がかかる。
適当に過ごしながら定刻になると、店長室と貼られた紙のある扉を叩いた。
「俺の名は柳生銀兵衛。この夕闇に迷いし忍者を集めて取り仕切っている逸れの忍者。階級は上忍頭。立場は店長だ」
出迎えたのは長い黒髪の男だ。無造作に伸びたそれはジルとは違った粗野な印象を与える。50代ほどの壮年は値踏みするようにしげしげとジルを見て面白そうしている。
こんな高圧的な店長いてたまるか。そう言いたそうにしながら飲み込むジルの眼が確かに訴えていた。いるわけねェよこんな怖い店長。
「ジルだ、よろしく頼む」
店長と対面になる形でジルが座り、その隣に自分が座っている。基本的には面接という形だから、特別振られない限りは静かにしなければならない。
「志望動機は省いておくとしてだ。銀竜の紹介ってコトで期待値を高めに張ってみたが、素材はまずまず。忍者経験はないようだが、ほかに何かやってたか」
「用心棒とか傭兵紛いくれェなら」
「そりゃ骨のある男が来た。で、あれば採用してやる。出来レースだ? 気にするな。いい人材はさっさとハントするに限る」
いや良いのかよ。ジルは自分と店長を交互に目配せしてきたが、店長がこういう人格なのは「そういうものだ」と認識する他にないので、深く深くうなずいておくだけにした。
「経緯が何であれ、客でない奴がここに送られてきたからには目的は同じだ。このコンビニ、いやこの国は今コンビニ事業がひしめいている。金を稼ぐためにフランチャイズ化したコンビニがわんさかといてな。
裏手で仕事をしている銀竜の様子、午前中に見ただろう。ああいう客が大量にいるもんで、あれらを掃いてほしいとな。利潤を上げればこちらにも見返りが約束されている。将来的には俺ら全体で利益を分け合い、大手を振って元居た流派に変えるのが方針だ。
どうせ行く当てもないんだ。起業したところで初動の客入りは逃した。大手マーケットになりあがるのは難しい。うちも戦力がほしいし、お前も当面は実入りになるものが必要なはずだ」
「願ったり叶ったりな提案だけどよ、忍者じゃないとダメなんじゃねェの、ここ」
店の前で貼りだしている店員募集のビラを思い出す。忍者の方大歓迎という触れ込みであったが。
「未経験でも問題ない。下忍として受け入れて、忍者として鍛え上げれば良いんだ。まぁあくまで建前としてだが」
「忍者になることを拒否っても咎められないのか」
「明言はしないが。そう何人も店員(でし)なんざ取ってられるか。短い期間で稼ぐなら少数精鋭が良いだろう」
店長はサメのように笑ってあけすけなく返す。
こうした人柄に出会うのは珍しいのか、ジルは始終眼を見開いた反応を度々見せてくれる。
「で、こっちとしちゃ働いてくれるほうが嬉しいんだが、どうだ」
「これだけ来いって言われてるンなら断るのも忍びねェよ。なんだってやってやるさ」
「良し、なら契約書を書いてやるから待っておけよ」
意外にもとんとん拍子で話が進んでしまったのでこちらとしては少々肩透かしを食らった。意外と両者とも甘いところがあるのかもしれない。
後でスタッフルームに顔を出すと言い残して部屋から二人して締め出される形となる。あれで店長も大分忙しいのだが、おおらかな気質もあってそれを感じさせない一幕である。
「……いつもああなのか、あのヒト」
「昔からああだよ。いつもいつも勝手に突っ走って困っているけど、ああなんだって諦めておいてくれよ」
「昔からねェ……」
※※※
再び部屋に戻ってから数十分ほど経った後、店長は手には一枚の紙切れがひらひらさせてやってきた。
「契約書だ。夕闇国で正式に営業している店は店員の登録名簿を出す必要がある。お前の目で確認しろ」
ジルは渡された紙を一読する。彼に寄って確認する。年齢、名前、勤め先と備考欄に下忍とだけ記述された簡単なものだった。名前欄には。
「ギンレイ?」
「あぁ銀嶺。この店での名前だ」
こちらを何の気なしに見遣った男に向かって、ゆるりと肩を竦める動作で返す。
ついさっき言ったはずだ、ああなんだって。
「本人確認さえ取れれば本名は不必要ということになっている。こういう業界だし、俺達は本来世を忍ぶ本物の忍者だ。名は秘密にしておかなきゃならない。
それにあれだ、ストーカー被害だプライバシーがと喧しい外野も最近は沸くから、その予防にな」
顧客に見られるリスクが高いくせ、店員であると認識するのに必要なプレートにどうしてそこまで名を連ねようか。
そもそも忍者としても名を明かすというのは愚行にしかならず、報復の対象として末代まで呪われるハメになりうるのだ。
勝手なことをする癖、多少理に適う理論を振りかざすものだから、この上畳みかけられれば自然と折れる。
こうして店員が一忍、否一匹増えた。
STORY
店舗の運営状況はなかなかの滑り出しといったところだただ、出店に際し支払った多額の闇円を回収するにはまだまだ足りなかった
「アイディアが必要だね、アイディアが……」
金魚の知恵を絞り、さなえは売り上げデータと見つめあっていた
その時、部下の金魚から意外な報告が入る!
「社長、オリハルコン入荷しました!」
――オリハルコン、入荷できたんだ――
◆訓練
魅力の訓練をしました魅力が14上昇した
気品の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
銀竜は虚無酒類を破棄した!
銀竜は虚無書籍を破棄した!
◆購入
銀竜はふんわりみかん色ミトンを451闇円で購入した!
銀竜は店長おすすめのマッサージ器を1056闇円で購入した!
銀竜はねじりパンを480闇円で購入した!
◆作製
作成時発動! 高級!! 単価強化!
表紙詐欺の本とダイヤの指輪24を素材にして無名の忍法帖を作製した!
◆コンビニタイプ決定
ビジネス に決定!!
◆アセンブル
スロット1に虚無飲食物を装備した
スロット2にふんわりみかん色ミトンを装備した
スロット3に虚無雑誌を装備した
スロット4に店長おすすめのマッサージ器を装備した
スロット5に虚無高級品を装備した
スロット6に虚無日用品を装備した
スロット7に無名の忍法帖を装備した
スロット8に兵糧丸薬を装備した
スロット10にカラメル重層プリンを装備した
スロット11に血液10秒チャージを装備した
スロット12においしい水を装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
|
|
メッセージ
ENo.29からのメッセージ>>
店内に入ってきたあなたに声をかけられて、猫をモップで掃いていた少女が答える。
「あー、売りもんじゃないけど。触るのは別にいいよ」
「そもそも、ここにいる猫、全員野良猫だし。持って帰ってくれても構わんくらいだ」
ENo.62からのメッセージ>>
トート&ベル「ほう、よくここがコンビニだと気が付いたな」
トート&ベル「(一目見てコンビニってわからない、コンビニって人が入ってこないのでは…)」
トート&ベル「まあ、ここは開店したばかりの何の変哲もないただのコンビニ、そんな面白いものは置いてないよ」
トート&ベル「トラックとか、草料理とか、日常生活に必要なものばかり。そんな普通のコンビニさ」
店内に入ってきたあなたに声をかけられて、猫をモップで掃いていた少女が答える。
「あー、売りもんじゃないけど。触るのは別にいいよ」
「そもそも、ここにいる猫、全員野良猫だし。持って帰ってくれても構わんくらいだ」
ENo.62からのメッセージ>>
トート&ベル「ほう、よくここがコンビニだと気が付いたな」
トート&ベル「(一目見てコンビニってわからない、コンビニって人が入ってこないのでは…)」
トート&ベル「まあ、ここは開店したばかりの何の変哲もないただのコンビニ、そんな面白いものは置いてないよ」
トート&ベル「トラックとか、草料理とか、日常生活に必要なものばかり。そんな普通のコンビニさ」
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 1879
貢献補正 2.31%
行動順報酬!! 10%
合計闇円収入2114
商品販売数 4個
◆経験値が24増加しました……
◆体力が20増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献補正 2.31%
行動順報酬!! 10%
合計闇円収入2114
商品販売数 4個
◆経験値が24増加しました……
◆体力が20増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
銀竜は新人マニュアル28を入手した!
銀竜は日々の挨拶28を入手した!
銀竜は時代の風28を入手した!
キャラデータ
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆銀竜 首元を隠す銀の髪。眠そうな髪碧眼。21代前半の店員。いつもスーツを着ている。 裏通りにある利便性の悪いコンビニ『だっくまぁと』の店員。 その正体は世界の裏で暗躍する現代に生きる忍者の者。 忍びだって店員になる。だって忍びだし。 闇組織の闇的な人たちをメイン客層にしている。たまに一般人が入り乱れるらしい。 彼女は下忍で、階級が低いため主に裏方担当。 憧れの人物はボンドくん。 好きな銘柄はベヴェル・ライト ◆ジル 銀竜が拾った"わんこ" ばさついた銀の短髪。 鋭い肉食獣のような翠眼のガタイの良い偉丈夫。20代後半。バイト。 どこぞのスニーキングする傭兵みたいなスーツを着て放り出されていた。 現在、だっくまぁとでバイトをしながら銀竜の家で居候中。 好きな銘柄はゴールデンバット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
_0_1_2_3_4_5_6_7 _8_9101112131415 1617181920212223 |
店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|