ENo.0047　屋久 二柄孰

店長業務は特に進展なく四週目を迎えようとしている。
張り紙程度では意味が無かったのか、結局人員確保が出来ぬまま一週間が経ってしまった。
一応張ったままにはするが、この調子ではきっとワンオペ続きだろう。
本社へ人員の要請をするべきなのだろうか。金魚が送られてきても困り物なのだが…


すっかり忘れていたが、どうやら年を跨いでしまっていたらしい。
異世界とカレンダーが一致しているのも甚だ疑問だが、今年も頑張ろうと思う。
春にはまたプロテストがあるのだ。過酷なシフトだが、合間を縫って鍛錬も再開しなければならない。

向こうではおせちの予約に追われていたのだろうと考えると、微妙な気持ちになる。
量はあれど、こちらは陳列レジ打ち清掃で済むのだ。店の形式自体はこちらのが楽なのかもしれない。
…そうポジティブに捉えないとやっていけないのだ。ホームシックではない筈なのだが。


書いていて辛くなってきたので、この辺りで切り上げて寝ることにする。
何となく書いている週間日誌ではあるが、そろそろポジティブなままオチをつけれるようにしたい。