第7週目 ラスティ・ネイルの一週間
◆日記
「ラスティさんの笑顔が素敵だなって思いました! 好きです! 付き合ってください!」
「はい? え? え? はい」
突然の出来事だった。
苦節2の7乗歳、今まで色のついた話のいの字の1ピクセルもなかったラスティだったが、ついに変な変わり者と出会うことができたのだ。
「え! マジですか! マジ!? ひゃっほーい!」
ラスティは浮かれていた。
浮かれすぎて客の頭を叩く、ゴリラに餌をやるなどの粗相をしてもお構いなしだった、天下無敵だった。
「ラミアの金魚さーん、私ですねー、彼氏できたんですよー」
「は? 寝言言ってんじゃないわよ。あなたにできるわけないでしょ」
「それが夢じゃないんですよー、マジですよマジ。魔法と書いてマジですよ」
「魔法使ったの?」
「それがですねーーーーーー、使ってないんですよーーーーーー、失礼ですよラミアの金魚さんーーーーーー」
「うっざ」
備品の買い出しに行っていた2人はそんなことを話しながら店に帰る最中だった。
「さあ、ただいまです、愛しの彼ーーーーーー」
ラスティが帰ってくるとそこには彼は居らず、代わりに1体のラミアがいた。
「あれ、最長老じゃない。こんなところにいたの」
「あの……私の彼は……」
「彼? ああ、ここに居た人。彼ね、ちょっといいなーって思ったから魅了かけちゃった」
「は?」
「彼ね、激しく私を求めたのよ。私もかわいいって思っちゃったから頂いちゃった」
よく見るとそのラミアのお腹がぽっこり膨れていた。
ラミアはラスティを煽るように、口元と下腹部を撫でる。
「美味しかったわよ、彼」
「無間の鐘の音は聞こえたか、それでも貴様には地獄すら生ぬるい――――とりあえず死ね!」
「ぎゃあああああああす!」
ラミアの影から闇色の手が出てきたと思うとそのままラミアを影の中に引きずり込んだ。
どうなるかは誰にもわからない。
「ラスティ……どんまい」
「まあ、こんなオチでしたか。とりあえず、あの集落には討伐依頼出しておきましょう」
次回予告
コンビニ戦争も一筋縄ではいかない。
ゴリラの襲来により、大きなダメージを受けてしまったラストストア―。
しかしそれでも私たちは立ち止まるわけにはいかない。
ついにラスティが覚悟を決める。
次回、夕闇国のコンビニ戦争~ザ・ラストラミアラストデイ~
『禁酒する、絶対、マジでするから、ほんとほんと』
彼女は夕闇国で生き残れるだろうか。
「はい? え? え? はい」
突然の出来事だった。
苦節2の7乗歳、今まで色のついた話のいの字の1ピクセルもなかったラスティだったが、ついに変な変わり者と出会うことができたのだ。
「え! マジですか! マジ!? ひゃっほーい!」
ラスティは浮かれていた。
浮かれすぎて客の頭を叩く、ゴリラに餌をやるなどの粗相をしてもお構いなしだった、天下無敵だった。
「ラミアの金魚さーん、私ですねー、彼氏できたんですよー」
「は? 寝言言ってんじゃないわよ。あなたにできるわけないでしょ」
「それが夢じゃないんですよー、マジですよマジ。魔法と書いてマジですよ」
「魔法使ったの?」
「それがですねーーーーーー、使ってないんですよーーーーーー、失礼ですよラミアの金魚さんーーーーーー」
「うっざ」
備品の買い出しに行っていた2人はそんなことを話しながら店に帰る最中だった。
「さあ、ただいまです、愛しの彼ーーーーーー」
ラスティが帰ってくるとそこには彼は居らず、代わりに1体のラミアがいた。
「あれ、最長老じゃない。こんなところにいたの」
「あの……私の彼は……」
「彼? ああ、ここに居た人。彼ね、ちょっといいなーって思ったから魅了かけちゃった」
「は?」
「彼ね、激しく私を求めたのよ。私もかわいいって思っちゃったから頂いちゃった」
よく見るとそのラミアのお腹がぽっこり膨れていた。
ラミアはラスティを煽るように、口元と下腹部を撫でる。
「美味しかったわよ、彼」
「無間の鐘の音は聞こえたか、それでも貴様には地獄すら生ぬるい――――とりあえず死ね!」
「ぎゃあああああああす!」
ラミアの影から闇色の手が出てきたと思うとそのままラミアを影の中に引きずり込んだ。
どうなるかは誰にもわからない。
「ラスティ……どんまい」
「まあ、こんなオチでしたか。とりあえず、あの集落には討伐依頼出しておきましょう」
次回予告
コンビニ戦争も一筋縄ではいかない。
ゴリラの襲来により、大きなダメージを受けてしまったラストストア―。
しかしそれでも私たちは立ち止まるわけにはいかない。
ついにラスティが覚悟を決める。
次回、夕闇国のコンビニ戦争~ザ・ラストラミアラストデイ~
『禁酒する、絶対、マジでするから、ほんとほんと』
彼女は夕闇国で生き残れるだろうか。
STORY
とうとう完成したオリハルコン金魚接客マシン赤く炎のごとく燃える金魚は次々とお客様をひきつける
コンビニの売り上げも堅調に推移し、予算をゆっくりと回収していった……
さなえは静かに夕暮れの街を見る
「もし経営がうまくいったとして、みんな金魚になってどうすればいいんだろう」
「呪いは破らなくちゃ。でも、その方法が分からずに、とりあえずお金を稼いでいる」
視界の端をポコポコドラミングするゴリラが横切る
「金魚の知恵しかないからよくわからないや」
さなえは自嘲した。どうしようもない世界で、どうしようもない状況で、理解できることは少ない
ただ、売り上げの増減だけはひどく単純で、金魚の知恵でも理解可能で、ひとつの真っすぐな道を示していた
――ひとつの真っすぐな道を、示している――
◆訓練
笑顔の訓練をしました笑顔が22上昇した
気品の訓練をしました気品が12上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
ラスティは虚無酒類を破棄した!
ラスティは虚無雑誌を破棄した!
ラスティは虚無高級品を破棄した!
ラスティは虚無日用品を破棄した!
◆購入
◆コンビニタイプ決定
メガ に決定!!
◆アセンブル
スロット1にプリン0・糠質0発泡酒『グレーゾーン』を装備した
スロット2にマティーニを装備した
スロット3にみかん酒を装備した
スロット5にソルティドッグを装備した
スロット6に酒豪のサンドイッチを装備した
スロット7にラスティ・ネイルを装備した
スロット8にジントニックを装備した
スロット9に野菜ジュースを装備した
スロット10にお菓子詰め合わせを装備した
スロット11に海老の旨味はじけるアメリケーヌカレーを装備した
スロット12にあるはら・あるはんぶらを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 1628
貢献収入 59
ゲージ突破成功!! メガ補正 5%
行動順報酬!! 19%
合計闇円収入2107
商品販売数 1個
◆経験値が41増加しました……
◆体力が38増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献収入 59
ゲージ突破成功!! メガ補正 5%
行動順報酬!! 19%
合計闇円収入2107
商品販売数 1個
◆経験値が41増加しました……
◆体力が38増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
ラスティは親切マニュアル44を入手した!
ラスティは有給44を入手した!
ラスティは笑顔マニュアル44を入手した!
ラスティは笑顔マニュアル44を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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ラミアにして精霊のクォーター。 生命を維持するための魔力を血から得なければならいところ、自然から得ることができる代わりにラミアの魅了とかそっち系の力を失ってしまった。 子を産むために父親喰い殺し、平気で人間村人襲う武闘派ラミア集落(平均寿命8歳)に嫌気がさして、お店持って人と関わり持とうかなって思った。 126歳。あだ名は最長老。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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