第8週目 アードの一週間
◆日記
そういえば此処にはそれほど長居が出来ないという話を聞いた。
まあもとよりそれほど外すつもりもなかったので、都合の悪い話ではなかったんだが。
蔵も大きく育った。
回すための仕組みも整っている今、私の不在で止まってしまったりすることはもう殆どない。
今は娘や息子も手伝ってくれるし、そうでなくとも旦那が色々な処で目を利かせてくれる。
‥いささか雑把が過ぎるところもあるけれど。
いろいろなところから伝えてくる『金魚』の話を手伝いたい、という気持ちは、正直なところかなり薄い。
けれどここは、単純に面白い。
コンビニ、という枠を一歩踏み越えた不思議な店。
あとは、まあ。
すぐに捨て置くにはすこし不安な仔も見つけてしまったというか。
4児を育てて、それなりにその忙しさは身にしみた。
あの竜はまだそれをうけとめきれるような齢には見えないが、背負いこもうとしている。
背負いこみすぎて倒れ込み始めていることに気が付かないくらいに。
それが最近とみに気に懸る、というのは。
私もそれなりに気が付いたら母の色になっていた、ということなんだろうかな。
しろは、どう思うか?
まあもとよりそれほど外すつもりもなかったので、都合の悪い話ではなかったんだが。
蔵も大きく育った。
回すための仕組みも整っている今、私の不在で止まってしまったりすることはもう殆どない。
今は娘や息子も手伝ってくれるし、そうでなくとも旦那が色々な処で目を利かせてくれる。
‥いささか雑把が過ぎるところもあるけれど。
いろいろなところから伝えてくる『金魚』の話を手伝いたい、という気持ちは、正直なところかなり薄い。
けれどここは、単純に面白い。
コンビニ、という枠を一歩踏み越えた不思議な店。
あとは、まあ。
すぐに捨て置くにはすこし不安な仔も見つけてしまったというか。
4児を育てて、それなりにその忙しさは身にしみた。
あの竜はまだそれをうけとめきれるような齢には見えないが、背負いこもうとしている。
背負いこみすぎて倒れ込み始めていることに気が付かないくらいに。
それが最近とみに気に懸る、というのは。
私もそれなりに気が付いたら母の色になっていた、ということなんだろうかな。
しろは、どう思うか?
STORY
夕闇国の夕空は燃えるように輝くオリハルコンの金魚マシンは、夕日を受けてやはり火焔のごとき輝き
「いつまで続ければいいんだろう、フランチャイズの店長さんの契約もそろそろ終わり」
さなえは静かに夕暮れの街を見る
「金魚の知恵だからって、このままじっとしていていいのかな……」
「私は全力で生きている……? ひいおじいちゃんが教えてくれたこと……」
視界の端をポコポコドラミングするゴリラが横切る
「この世で最もか弱きものが、胸を張って堂々と生きれたら、それが最高に素晴らしいことだって」
さなえは曾祖父からゆらぎの力を受け継いでいた。さなえが胸を張って金庫の扉を開けたとき……
そのときゆらぎの審判によって金庫の中身が決まるという
「自信がないよ……正しく生きれているのか。もし正しく生きていないと裁かれたら……ごぼぼっ!?」
言葉が泡で詰まる。はっと自分の両手を見る。それは紛れもなく金魚の鰭であった
――この世で最もか弱き金魚に――
◆訓練
笑顔の訓練をしました笑顔が55上昇した
笑顔の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
アードはアルカールカ水族館夕闇国支店に幟44を送品した
◆送金
リンジーから125moneyが送金された◆破棄
アードは機転マニュアル44を破棄した!
アードははえぬき44を破棄した!
アードは!夏到来!44を破棄した!
◆購入
アードは翼堕し【芋焼酎・辛口】を660闇円で購入した!
アードは翼堕し【芋焼酎・辛口】を660闇円で購入した!
アードは翼堕し【芋焼酎・辛口】を660闇円で購入した!
◆作製
竜爪おろし【白・甘口】とぐい呑みセットを素材にして宵越えセットを作製した!
◆コンビニタイプ決定
ホワイト に決定!!
◆アセンブル
スロット1に牙砕き【赤・辛口】を装備した
スロット2に牙砕き【赤・辛口】を装備した
スロット3に翼堕し【芋焼酎・辛口】を装備した
スロット4に翼堕し【芋焼酎・辛口】を装備した
スロット5に翼堕し【芋焼酎・辛口】を装備した
スロット6に翼堕し【芋焼酎・辛口】を装備した
スロット7にたしなみグラスセットを装備した
スロット8にたしなみグラスセットを装備した
スロット9にたしなみグラスセットを装備した
スロット10にたしなみグラスセットを装備した
スロット11にぐい呑みセットを装備した
スロット12に宵越えセットを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
ENo.19からのメッセージ>>
アルス「おう、ホンモノってえのは良いもんだ。こんな体験、ホラ話の登場人物じゃねえと起こり得ねえと思ってたのによ。
…まさか一生のうちにお目にかかれるたあな…」
アルス「ははっ、『郷に入れば郷に従え』ってか?そいつも良いけどよ、うちにゃあ生真面目な店主サマがいるもんでな。
わんわんうっせえのよ、コレが。」
アルス「ま、出来りゃあもっと自由にはなりてえよな。
全部は全部ってワケじゃねえけど、狭っ苦しいのは確かだからな。
…あんたの世界は、ちっとは広そうだ。」
ENo.27からのメッセージ>>
ソル「(目の前の竜のから、言葉が紡がれる。それは決して、想像の外にあった言葉ではなかった)」
ソル「(命を断ち切られない未来も、弟妹達に牙が及ぶ恐れも、想像しなかったわけではなかった。それでも、心は驚嘆が支配していた)」
ソル「……あなたが、弟妹達に手を掛けるかもしれない、それは想定はしていました」
ソル「ただ、予防はしていました。私はできればと濁しましたが、私に手をかけても弟妹達に手をかけないで下さいと」
ソル「言葉とは呪いです。必ず縛り付ける。殺されるものが最後に発した言葉は、殺すものに呪いを植え付けるのです」
ソル「(そこで竜は、差し出されたそれを、紅茶とワインの合いの子に潜らせ、潜らせ終えたソレをもったいないと口に含ませてから、シェルパティーを飲み下す)」
ソル「ああ……爽やかな味です。濁って迷っていた心が晴れていくようですね」
ソル「(カップを置いては、再び一度目を伏せてから、あなたへと視線を強く持って)」
ソル「私はとても弱いですね。力が無さ過ぎて、対価でもって自分より強いものに媚びようとしました」
ソル「これがかつては好き放題に暴れまわってイグラリシオ……魔王と恐れられた竜の末路かと思うと、笑えて来ますね」
ソル「―――力がない、というのは本当に怖い。失って初めて気が付きました」
ソル「私の神気であれば、放っておいてもそのうち消え去ります。居なくなった母が、私が普通に暮らせるようにと与えてくれた呪いです」
ソル「私の神気は、今もなお、翼から世界へと拡散されていっています」
ソル「……提示された答えから選べないのを申し訳なく思います」
ソル「私は、弟妹達を守るために力が欲しい。力を失いたくありません」
ソル「もし可能であれば、これ以上私の神気が漏れ出さぬように、その牙でこの両翼を手折ってほしいのです」
ソル「出来ないのなら、諦めて、ヒトらしく弟妹達を守る手立てを求めます。失敗しても、恨むような真似はしません」
ソル「我がまま、を言っているのは承知しております」
ソル「しかし、私は、あなたの気高さを知ってしまいました。強い力を持ち、それを忌み嫌い、それでなお折り合いをつけて生きるあなたを」
ソル「知ってしまったからには、私も、私の力から、逃げたくないのです」
ソル「(そこでもう一度ぶどうを潜らせて、そのまま沈めたままに一気にそれを口に流し込む)」
ソル「……ふふ、どうやら酸っぱいぶどうに当たってしまったようです」
ソル「(つう、とその竜毛を伝って流れる一筋)」
ソル「紅茶もなくなってしまいましたし、お代わりを持ってくるついでに、顔まで無様になる前に顔を洗ってきます」
ソル「(そう、一言だけ告げてから、二人分のカップを手にとり、再び裏に戻っていく)」
ソル「(裏から聞こえる陶器の擦れる音が、そして、それよりも小さなすすり泣きの声。それがあなたの耳に届いたかはわからない)」
ソル「お待たせしました。こちら、当店のスペシャルメニューです。」
ソル「(戻ってきた時には、その表情は晴れていた。そして差し出されたのは、一見すればコーヒーのようにも見える程昏い、今の彼の意思と同じほどに強く香る、紅茶、だった)」
メッセージを送信しました
>>Eno.79
アルス「おう、ホンモノってえのは良いもんだ。こんな体験、ホラ話の登場人物じゃねえと起こり得ねえと思ってたのによ。
…まさか一生のうちにお目にかかれるたあな…」
アルス「ははっ、『郷に入れば郷に従え』ってか?そいつも良いけどよ、うちにゃあ生真面目な店主サマがいるもんでな。
わんわんうっせえのよ、コレが。」
アルス「ま、出来りゃあもっと自由にはなりてえよな。
全部は全部ってワケじゃねえけど、狭っ苦しいのは確かだからな。
…あんたの世界は、ちっとは広そうだ。」
ENo.27からのメッセージ>>
ソル「(目の前の竜のから、言葉が紡がれる。それは決して、想像の外にあった言葉ではなかった)」
ソル「(命を断ち切られない未来も、弟妹達に牙が及ぶ恐れも、想像しなかったわけではなかった。それでも、心は驚嘆が支配していた)」
ソル「……あなたが、弟妹達に手を掛けるかもしれない、それは想定はしていました」
ソル「ただ、予防はしていました。私はできればと濁しましたが、私に手をかけても弟妹達に手をかけないで下さいと」
ソル「言葉とは呪いです。必ず縛り付ける。殺されるものが最後に発した言葉は、殺すものに呪いを植え付けるのです」
ソル「(そこで竜は、差し出されたそれを、紅茶とワインの合いの子に潜らせ、潜らせ終えたソレをもったいないと口に含ませてから、シェルパティーを飲み下す)」
ソル「ああ……爽やかな味です。濁って迷っていた心が晴れていくようですね」
ソル「(カップを置いては、再び一度目を伏せてから、あなたへと視線を強く持って)」
ソル「私はとても弱いですね。力が無さ過ぎて、対価でもって自分より強いものに媚びようとしました」
ソル「これがかつては好き放題に暴れまわってイグラリシオ……魔王と恐れられた竜の末路かと思うと、笑えて来ますね」
ソル「―――力がない、というのは本当に怖い。失って初めて気が付きました」
ソル「私の神気であれば、放っておいてもそのうち消え去ります。居なくなった母が、私が普通に暮らせるようにと与えてくれた呪いです」
ソル「私の神気は、今もなお、翼から世界へと拡散されていっています」
ソル「……提示された答えから選べないのを申し訳なく思います」
ソル「私は、弟妹達を守るために力が欲しい。力を失いたくありません」
ソル「もし可能であれば、これ以上私の神気が漏れ出さぬように、その牙でこの両翼を手折ってほしいのです」
ソル「出来ないのなら、諦めて、ヒトらしく弟妹達を守る手立てを求めます。失敗しても、恨むような真似はしません」
ソル「我がまま、を言っているのは承知しております」
ソル「しかし、私は、あなたの気高さを知ってしまいました。強い力を持ち、それを忌み嫌い、それでなお折り合いをつけて生きるあなたを」
ソル「知ってしまったからには、私も、私の力から、逃げたくないのです」
ソル「(そこでもう一度ぶどうを潜らせて、そのまま沈めたままに一気にそれを口に流し込む)」
ソル「……ふふ、どうやら酸っぱいぶどうに当たってしまったようです」
ソル「(つう、とその竜毛を伝って流れる一筋)」
ソル「紅茶もなくなってしまいましたし、お代わりを持ってくるついでに、顔まで無様になる前に顔を洗ってきます」
ソル「(そう、一言だけ告げてから、二人分のカップを手にとり、再び裏に戻っていく)」
ソル「(裏から聞こえる陶器の擦れる音が、そして、それよりも小さなすすり泣きの声。それがあなたの耳に届いたかはわからない)」
ソル「お待たせしました。こちら、当店のスペシャルメニューです。」
ソル「(戻ってきた時には、その表情は晴れていた。そして差し出されたのは、一見すればコーヒーのようにも見える程昏い、今の彼の意思と同じほどに強く香る、紅茶、だった)」
メッセージを送信しました
>>Eno.79
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 2389
貢献収入 193
ゲージ突破成功!! ホワイト補正 5%
行動順報酬!! 20%
合計闇円収入3253
商品販売数 8個
◆経験値が53増加しました……
◆体力が116増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献収入 193
ゲージ突破成功!! ホワイト補正 5%
行動順報酬!! 20%
合計闇円収入3253
商品販売数 8個
◆経験値が53増加しました……
◆体力が116増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
アードは機転マニュアル48を入手した!
アードは機転マニュアル48を入手した!
アードはアルハラ48を入手した!
アードははえぬき48を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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ここでは酒樽を首から提げられない。 代わりに酒瓶を引っ提げてきた。 この世界に行き倒れはいない。 しかし売りつけてヒト倒れにするのも興が乗る。 知らないものの売り方に。 客とは違う目の光らせ方をしながら、腰をあげる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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