第2週目 銀竜の一週間
◆日記
夕闇国という地に飛ばされ3日、コンビニの仕事如き慣れたと思ってみればそんなことはない。
日差しが弱い冬場らしく、吐き出す息と咽が震える。科せられるのは暖房の無い裏方の仕事ばかり。
それでも適合できなければ我々には死あるのみ。忍者にとっては一大事である。
そう、自分が元々住んでいた地ではとある企業が保有する秘密特務諜報機関の"忍者"、階級は下忍。名は銀竜(ギンリョウ)である。
忍者たちを抱える企業が資金繰りの為に、先遣として一名の下忍を場所に送り込んだ。手引きがあったのか、予期せぬ妖怪の仕業だったのか。
いわゆる『神隠し』というものを体験してしまった。自分の敬愛するボンドくんですら、オカルティズム溢れる体験をしたことはないだろう。
最初は半信半疑だった。映画のセットみたいに夕刻で時を留めた世界、常軌を逸した人々、見つけた仕事場の上層部と顧客対象が、あまりに可笑しなものだから。
「ここは出島か、でなければ太秦に違ェねぇ」
太秦ならボンドくんいねェかな。あれ江戸村だけど。
いまだ現実感が沸かず、時折こうして机に突っ伏してしまう。
頭で考えすぎた頭を抱えて、抱え込んで――重く息を吐き捨てて顔を上げると悪態をつく。
都市部に当たる中心区画は明る過ぎて目に痛い。暗い場所に身を置く者にとってこの明るさは喧噪過ぎる。
乱立するビル郡の間にはひっそりとコンビニが展開されていた。
即ち、我が"忍軍"が個人経営するコンビニ『だっくまぁと』だ。
自分はここの店員をしている。何でも他の場所から"神隠し"にあった忍者が寄り集まって経営しているらしく、ここ自体を忍者の集まりにしようと画策しているとか何とか。
特筆すべきはコンビニにあるまじき階級制度が導入されていることか。自分は下忍の為、中忍の担当するレジや表での作業ではなく、裏での補充作業やトラブル対応がメインワークとなっている。
その仕事も品出しもほぼ終わってしまって待機中。同僚もみんな出払っているので安物のパイプ椅子でふてくされながら座り込むスーツがひとつ。
元々客入りの悪い立地にあるコンビニである。忙しい時間というわけでもないので暇をしていた。
うだうだしながら圏外にしかならないスマホを弄っていると、時計は17時を指していているのが見えた。
「……丁度いいし上がろ」
緩んだスーツを整え、ネクタイを締め直して一呼吸。廃棄予定のおでんを購入してシフトを終えた。
※※※
細道を通る童を思い浮かばせる。
そんな印象を抱く音楽を鳴らす信号機に合わせて、立ち止まっていた歩行を再開する。それと同時に歩き出すビジネススーツを来た人々の合間をすり抜ける。
ここはいつも夕焼けが見られる。沈んだ色合いの光は色濃く、ビニール袋を持った自分の影もまたくっきりと焼き映している。二の腕半ばまで覆う皮の手袋とその口元に縁どられたファーは花のように開花して見えた。
同時に、ほんのりと寂しい色に移される影は肩を落としていた。寒さのせいで露出した細い肩が揺れる。
そろそろノースリーブスーツは止めたほうが良いかもしれない。でも業務上動き辛くなるのは避けたいところだ。
とはいえ自分は元来丈夫なはずで、この程度の事ならへっちゃらである。なぜなら忍者なのだから。
「……さみィ」
だがどうしたって寒いものは寒い。日差しのど真ん中にいるンだぞおい。
ふと路地を見遣る。ここは家に繋がる通りへの近道になる。まっすぐ進めばすぐに家にたどり着く、はずだ。
通りがかってもそこまで意識しなかったのだが、試しに歩いてみるのも良いかもしれない。些細な気まぐれのまま、ふらふらとコンビニの袋を揺らす。なみなみ注いだおでんの煮汁がカップの中でぐらぐらと揺れているものの、そこはバランス感覚万全の自分。カップすら同時に斜めに揺らして見せる芸当をしてやる。なぜなら忍者であるからだ。
路地裏を直進し、三又路に突き当たったところを左に。夕日色の光が差し込む方向を進んでいく。
「――ンン?」
――裏路地を闊歩する途中、立地の良さもクソもないアパートの傍。傍らのゴミ捨て場に血まみれの男がいた。
何の脈絡もなく、酔っ払いというわけでもなく、サスペンスめいた光景の目撃者となった。恐らく第一発見者だ。
体にぴっちりと、それでいて筋肉質に見えるタイツみたいな強化骨格を身に付けている男だ。近未来っぽい服装をしている。
オオカミを思わせる粗雑な銀髪は血液が固まってかぴかぴに見えていることから、血を流してかなり長い時間が経っているらしい。加えて血液は男のものばかりでなく他人のそれまで付着している。
翠の眼はかなり細い。力を籠められずどこを向くとも分からず、しかししかと開かれていた。
忍者だからこそわかる卓越した眼を以ってして、生気があることも確認できる。微弱で虫の息だが。
先のサスペンスというよりも、スパイ映画の一部始終でも見ているかのようだ。見た目傭兵だけど。
ともかく、こういうときってアレだよな、一般的には警察と救急車。
「今身分証持ってねェから一般人装えねェし。キャッチされるのもヤだから公衆電話ほしいんですけど」
哀れなるかな社会の魔窟。自分のいた地域にだって少しはあったというのに、ここにはほとんど何もないのだから。
しかし目にしてしまった手前見過ごすというのも気が引けた。保健所につれてったら治してくれねェかなこの男。
ポケットのある部位をまさぐりながら悪態をついて、やはり持ち合わせがないことを再確認。腰に手を当てながら堂々たる姿勢で男に寄る。
義理も理由もないが、単純に興味が勝っていた。何があっても問題ないという過信もあった。
「ポリは簡便な」
「あァ、口は利けンのか」
近づいたところで、男は先の発言から導き出された答えについて短く回答した。ひどく荒れているが、喉も乾いているのだろうか。
「呼ぶのは救急車だけで構わねェ……けどそっちも呼ばれると困るさね」
「なんでよ」
「身分証を忘れてきた」
しゃがみ込みながら頬を掌の裏で軽くはたく。
「手当くらいならしてやれっぞ」
「ってェな……どうしてだ」
「こんなオモシロスーツ着た男なんて中々拾わねェし」
「俺は犬かよスーツ野郎」
「それはともかくとして。お前、ボクと同じのだろう。ヘンなトコから迷い込んで来たのか」
「同じってェのは」
「神隠しってやつ」
男は一層眉をひそめてハの字を作っていた。
神隠しを知らないのか、それとも異邦人だからか。もしかしたら同じ空間から飛ばされてきたわけでもないのかもしれない。
どこのだれか、どのように来ているのかさえ不明である。ならば無知は笑わずスルーして、新しい言葉を検索する。
「キャトられた?」
「なるほど……」
理解してくれンのか。
釈然としない顔をしているが、自分の置かれた状況をなんとなく察してくれたらしい。
体は凝り固まったようにぎこちなく、立ち上がろうにも起き上がれないようだ。おそらく血を流し過ぎていて力が入らないのだろう。これだけの大男、夥しい量の血を噴出していれば体も重たくなる。
しょうがない、と自分は男の両腕を以って、抱え込むようにして、片膝を絶たせて背負う体勢。クソ重い。
「やっぱ離していいか」
「止めておけ、今離されたら俺は死ぬ」
「冗談にも聞こえないトーンで言うの止めてほしい。つか男だろ情けねェ」
「実際マジで死にかけなんだ」
項垂れながら肩を超えて、男の顎が肩が乗りかかる。自分と同じ銀色の髪はとげとげしくて野暮ったいし、血の匂いでむせそうになる。
せめてコンビニの袋は持ってやれるだろうと、指先にかけたコンビニの袋を男にかけさせて、両手で今度こそしっかりと男を抱えた。背に密着して熱が灯る。血液の赤とか、体温とか、諸々色々。
あとでクリーニング代請求しよう。
「そういや名前は?」
「あ?」
「だから名前。家までもう少しかかるんだ。暇つぶしがてら話をしよう。ボクは銀竜だ」
路地裏を歩き始めた。軽く名前を名乗りながら、男の返答を待つ。
返答があるまでに少し間を置いた。
「……ジルだ。よろしく頼むよ、銀竜」
「あぁジル。異邦人はデカいよなー、お前も無駄にデカい体しやがって。謝礼として10や20くらい寄越しやがれ」
「お前はチビだな。俺より随分回り小せェのな」
「おでんの煮汁で血ィ落とすぞ」
忍者以外と話をするのも久しい気がした。
どこから来たのか、何をしていたのか。そう聞きたいのはやまやまだったが、詮索するには男の容貌が不穏すぎるものだから、自分のことを適当に話した。
忍者と云ったら御伽噺の奴みたいとわらわれた。ボンドが好きと言ったら共感してくれた。コンビニでバイトをしていると言ったら忍者なのにとからかわれた。
忍者を馬鹿にしやがって。だがボンド好きに悪いやつはいねェからチャラにした。
一方的に話を進めて、気のない相槌を受けながら悪態をつく。夕闇が沈む――ことはないのだが――体感的には夜も更ける頃合いは歩いた。
その背中にさらなる重みがかかって、次第に男らしい深い寝息が聞こえ始めたのは、奇しくも家に着いた直後だった。
「ただいま。わんこを拾ってきたよ」
ボクは暫くわんこを飼うことになった。
日差しが弱い冬場らしく、吐き出す息と咽が震える。科せられるのは暖房の無い裏方の仕事ばかり。
それでも適合できなければ我々には死あるのみ。忍者にとっては一大事である。
そう、自分が元々住んでいた地ではとある企業が保有する秘密特務諜報機関の"忍者"、階級は下忍。名は銀竜(ギンリョウ)である。
忍者たちを抱える企業が資金繰りの為に、先遣として一名の下忍を場所に送り込んだ。手引きがあったのか、予期せぬ妖怪の仕業だったのか。
いわゆる『神隠し』というものを体験してしまった。自分の敬愛するボンドくんですら、オカルティズム溢れる体験をしたことはないだろう。
最初は半信半疑だった。映画のセットみたいに夕刻で時を留めた世界、常軌を逸した人々、見つけた仕事場の上層部と顧客対象が、あまりに可笑しなものだから。
「ここは出島か、でなければ太秦に違ェねぇ」
太秦ならボンドくんいねェかな。あれ江戸村だけど。
いまだ現実感が沸かず、時折こうして机に突っ伏してしまう。
頭で考えすぎた頭を抱えて、抱え込んで――重く息を吐き捨てて顔を上げると悪態をつく。
都市部に当たる中心区画は明る過ぎて目に痛い。暗い場所に身を置く者にとってこの明るさは喧噪過ぎる。
乱立するビル郡の間にはひっそりとコンビニが展開されていた。
即ち、我が"忍軍"が個人経営するコンビニ『だっくまぁと』だ。
自分はここの店員をしている。何でも他の場所から"神隠し"にあった忍者が寄り集まって経営しているらしく、ここ自体を忍者の集まりにしようと画策しているとか何とか。
特筆すべきはコンビニにあるまじき階級制度が導入されていることか。自分は下忍の為、中忍の担当するレジや表での作業ではなく、裏での補充作業やトラブル対応がメインワークとなっている。
その仕事も品出しもほぼ終わってしまって待機中。同僚もみんな出払っているので安物のパイプ椅子でふてくされながら座り込むスーツがひとつ。
元々客入りの悪い立地にあるコンビニである。忙しい時間というわけでもないので暇をしていた。
うだうだしながら圏外にしかならないスマホを弄っていると、時計は17時を指していているのが見えた。
「……丁度いいし上がろ」
緩んだスーツを整え、ネクタイを締め直して一呼吸。廃棄予定のおでんを購入してシフトを終えた。
※※※
細道を通る童を思い浮かばせる。
そんな印象を抱く音楽を鳴らす信号機に合わせて、立ち止まっていた歩行を再開する。それと同時に歩き出すビジネススーツを来た人々の合間をすり抜ける。
ここはいつも夕焼けが見られる。沈んだ色合いの光は色濃く、ビニール袋を持った自分の影もまたくっきりと焼き映している。二の腕半ばまで覆う皮の手袋とその口元に縁どられたファーは花のように開花して見えた。
同時に、ほんのりと寂しい色に移される影は肩を落としていた。寒さのせいで露出した細い肩が揺れる。
そろそろノースリーブスーツは止めたほうが良いかもしれない。でも業務上動き辛くなるのは避けたいところだ。
とはいえ自分は元来丈夫なはずで、この程度の事ならへっちゃらである。なぜなら忍者なのだから。
「……さみィ」
だがどうしたって寒いものは寒い。日差しのど真ん中にいるンだぞおい。
ふと路地を見遣る。ここは家に繋がる通りへの近道になる。まっすぐ進めばすぐに家にたどり着く、はずだ。
通りがかってもそこまで意識しなかったのだが、試しに歩いてみるのも良いかもしれない。些細な気まぐれのまま、ふらふらとコンビニの袋を揺らす。なみなみ注いだおでんの煮汁がカップの中でぐらぐらと揺れているものの、そこはバランス感覚万全の自分。カップすら同時に斜めに揺らして見せる芸当をしてやる。なぜなら忍者であるからだ。
路地裏を直進し、三又路に突き当たったところを左に。夕日色の光が差し込む方向を進んでいく。
「――ンン?」
――裏路地を闊歩する途中、立地の良さもクソもないアパートの傍。傍らのゴミ捨て場に血まみれの男がいた。
何の脈絡もなく、酔っ払いというわけでもなく、サスペンスめいた光景の目撃者となった。恐らく第一発見者だ。
体にぴっちりと、それでいて筋肉質に見えるタイツみたいな強化骨格を身に付けている男だ。近未来っぽい服装をしている。
オオカミを思わせる粗雑な銀髪は血液が固まってかぴかぴに見えていることから、血を流してかなり長い時間が経っているらしい。加えて血液は男のものばかりでなく他人のそれまで付着している。
翠の眼はかなり細い。力を籠められずどこを向くとも分からず、しかししかと開かれていた。
忍者だからこそわかる卓越した眼を以ってして、生気があることも確認できる。微弱で虫の息だが。
先のサスペンスというよりも、スパイ映画の一部始終でも見ているかのようだ。見た目傭兵だけど。
ともかく、こういうときってアレだよな、一般的には警察と救急車。
「今身分証持ってねェから一般人装えねェし。キャッチされるのもヤだから公衆電話ほしいんですけど」
哀れなるかな社会の魔窟。自分のいた地域にだって少しはあったというのに、ここにはほとんど何もないのだから。
しかし目にしてしまった手前見過ごすというのも気が引けた。保健所につれてったら治してくれねェかなこの男。
ポケットのある部位をまさぐりながら悪態をついて、やはり持ち合わせがないことを再確認。腰に手を当てながら堂々たる姿勢で男に寄る。
義理も理由もないが、単純に興味が勝っていた。何があっても問題ないという過信もあった。
「ポリは簡便な」
「あァ、口は利けンのか」
近づいたところで、男は先の発言から導き出された答えについて短く回答した。ひどく荒れているが、喉も乾いているのだろうか。
「呼ぶのは救急車だけで構わねェ……けどそっちも呼ばれると困るさね」
「なんでよ」
「身分証を忘れてきた」
しゃがみ込みながら頬を掌の裏で軽くはたく。
「手当くらいならしてやれっぞ」
「ってェな……どうしてだ」
「こんなオモシロスーツ着た男なんて中々拾わねェし」
「俺は犬かよスーツ野郎」
「それはともかくとして。お前、ボクと同じのだろう。ヘンなトコから迷い込んで来たのか」
「同じってェのは」
「神隠しってやつ」
男は一層眉をひそめてハの字を作っていた。
神隠しを知らないのか、それとも異邦人だからか。もしかしたら同じ空間から飛ばされてきたわけでもないのかもしれない。
どこのだれか、どのように来ているのかさえ不明である。ならば無知は笑わずスルーして、新しい言葉を検索する。
「キャトられた?」
「なるほど……」
理解してくれンのか。
釈然としない顔をしているが、自分の置かれた状況をなんとなく察してくれたらしい。
体は凝り固まったようにぎこちなく、立ち上がろうにも起き上がれないようだ。おそらく血を流し過ぎていて力が入らないのだろう。これだけの大男、夥しい量の血を噴出していれば体も重たくなる。
しょうがない、と自分は男の両腕を以って、抱え込むようにして、片膝を絶たせて背負う体勢。クソ重い。
「やっぱ離していいか」
「止めておけ、今離されたら俺は死ぬ」
「冗談にも聞こえないトーンで言うの止めてほしい。つか男だろ情けねェ」
「実際マジで死にかけなんだ」
項垂れながら肩を超えて、男の顎が肩が乗りかかる。自分と同じ銀色の髪はとげとげしくて野暮ったいし、血の匂いでむせそうになる。
せめてコンビニの袋は持ってやれるだろうと、指先にかけたコンビニの袋を男にかけさせて、両手で今度こそしっかりと男を抱えた。背に密着して熱が灯る。血液の赤とか、体温とか、諸々色々。
あとでクリーニング代請求しよう。
「そういや名前は?」
「あ?」
「だから名前。家までもう少しかかるんだ。暇つぶしがてら話をしよう。ボクは銀竜だ」
路地裏を歩き始めた。軽く名前を名乗りながら、男の返答を待つ。
返答があるまでに少し間を置いた。
「……ジルだ。よろしく頼むよ、銀竜」
「あぁジル。異邦人はデカいよなー、お前も無駄にデカい体しやがって。謝礼として10や20くらい寄越しやがれ」
「お前はチビだな。俺より随分回り小せェのな」
「おでんの煮汁で血ィ落とすぞ」
忍者以外と話をするのも久しい気がした。
どこから来たのか、何をしていたのか。そう聞きたいのはやまやまだったが、詮索するには男の容貌が不穏すぎるものだから、自分のことを適当に話した。
忍者と云ったら御伽噺の奴みたいとわらわれた。ボンドが好きと言ったら共感してくれた。コンビニでバイトをしていると言ったら忍者なのにとからかわれた。
忍者を馬鹿にしやがって。だがボンド好きに悪いやつはいねェからチャラにした。
一方的に話を進めて、気のない相槌を受けながら悪態をつく。夕闇が沈む――ことはないのだが――体感的には夜も更ける頃合いは歩いた。
その背中にさらなる重みがかかって、次第に男らしい深い寝息が聞こえ始めたのは、奇しくも家に着いた直後だった。
「ただいま。わんこを拾ってきたよ」
ボクは暫くわんこを飼うことになった。
STORY
夕闇国にチラシが舞う。その日の新聞の夕刊(夕刊しかない)に大々的に告知されるコンビニの開店夕闇国に現れた謎のお客様は、物珍しさに次々と来店する。それはまさに餌を食らう鯉のごとく
謎のお客様が正常な思考を持っていない何かでも、構わず商売する土壌が夕闇国にはあった
なぜなら夕闇国はゆらぎの国。あらゆる世界の夕闇と繋がる国。価値観が通じることすら稀なこの国で
確かなのは全て、「売る」と「買う」という信頼関係だけだったから
――現れたお客様は、ほのかに紅茶の香りがした――
◆訓練
魅力の訓練をしました魅力が10上昇した
魅力の訓練をしました魅力が11上昇した
魅力の訓練をしました魅力が12上昇した
魅力の訓練をしました魅力が13上昇した
気品の訓練をしました気品が10上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
銀竜はカラメル重層プリンを480闇円で購入した!
銀竜は血液10秒チャージを480闇円で購入した!
銀竜はおいしい水を480闇円で購入した!
◆作製
鳥の羽20と時代の風20を素材にして兵糧丸薬を作製した!
◆コンビニタイプ決定
ビジネス に決定!!
◆アセンブル
スロット1に虚無飲食物を装備した
スロット3に虚無雑誌を装備した
スロット4に虚無書籍を装備した
スロット5に虚無高級品を装備した
スロット6に虚無日用品を装備した
スロット7に表紙詐欺の本を装備した
スロット8に兵糧丸薬を装備した
スロット10にカラメル重層プリンを装備した
スロット11に血液10秒チャージを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 2059
貢献補正 0.55%
行動順報酬!! 17%
合計闇円収入2421
◆経験値が15増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献補正 0.55%
行動順報酬!! 17%
合計闇円収入2421
◆経験値が15増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
銀竜はダイヤの指輪24を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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◆銀竜 首元を隠す銀の髪。眠そうな髪碧眼。21代前半の店員。いつもスーツを着ている。 裏通りにある利便性の悪いコンビニ『だっくまぁと』の店員。 その正体は世界の裏で暗躍する現代に生きる忍者の者。 忍びだって店員になる。だって忍びだし。 闇組織の闇的な人たちをメイン客層にしている。たまに一般人が入り乱れるらしい。 彼女は下忍で、階級が低いため主に裏方担当。 憧れの人物はボンドくん。 好きな銘柄はベヴェル・ライト ◆ジル 銀竜が拾った"わんこ" ばさついた銀の短髪。 鋭い肉食獣のような翠眼のガタイの良い偉丈夫。20代後半。バイト。 どこぞのスニーキングする傭兵みたいなスーツを着て放り出されていた。 現在、だっくまぁとでバイトをしながら銀竜の家で居候中。 好きな銘柄はゴールデンバット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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