第9週目 ソル=D=ティーの一週間
◆日記
我がままを言ったのなんて、いつ以来でしょうか。
イグラリシオとして生きてきた間は、
我がままを言うまでもなく、我がままに生きられました。
だから、我がままを言うなんて言うのは、本当に久しぶりです。
本当に力があれば、我がままなんて言うまでもなく、
我がままに為すことができるものです。
だから、我がままを言うというのは、
力がないから、甘えているのと何の差もありません。
母とは似ても似つかないヒトですが、
母とは似ても似つかない言葉遣いですが、
母と似た、気高さをどこかで感じました。
……母の面影を、どこかにみました。
この年になって、親離れできてない事実に気づかされるのは、
少し、恥ずかしいものがありますね。
=============================
からんからん、と小気味の良い音が鳴り響きました。
入口が開く音に、いらっしゃいませと言葉を投げようとしましたが、その姿は見えず。
視線をそのまま下に落とすと、唯一行方の知れなかった、
いつだったか紅茶畑に紛れて消えた、黄色い毛並みの子でした。
「おてがみ!」
私と視線の合ったその子は、土汚れも気にすることなく、
とても明るい、ここ最近ずっと見ていたものとは別種の笑顔で、
大きな赤い一枚鱗の首飾りを、私に差し出しました。
「ありがとうございます、これは、だれから?」
「おかあさん!」
私が問いかければ、すぐに言葉を返すその子を、
他の弟妹達が洗おうとお風呂に引っ張て言ったのを見届けてから、
私はそれに、目を落としました。
「お父さんが、帰ってきました」
春を前に、雪解けの知らせが届きました。
イグラリシオとして生きてきた間は、
我がままを言うまでもなく、我がままに生きられました。
だから、我がままを言うなんて言うのは、本当に久しぶりです。
本当に力があれば、我がままなんて言うまでもなく、
我がままに為すことができるものです。
だから、我がままを言うというのは、
力がないから、甘えているのと何の差もありません。
母とは似ても似つかないヒトですが、
母とは似ても似つかない言葉遣いですが、
母と似た、気高さをどこかで感じました。
……母の面影を、どこかにみました。
この年になって、親離れできてない事実に気づかされるのは、
少し、恥ずかしいものがありますね。
=============================
からんからん、と小気味の良い音が鳴り響きました。
入口が開く音に、いらっしゃいませと言葉を投げようとしましたが、その姿は見えず。
視線をそのまま下に落とすと、唯一行方の知れなかった、
いつだったか紅茶畑に紛れて消えた、黄色い毛並みの子でした。
「おてがみ!」
私と視線の合ったその子は、土汚れも気にすることなく、
とても明るい、ここ最近ずっと見ていたものとは別種の笑顔で、
大きな赤い一枚鱗の首飾りを、私に差し出しました。
「ありがとうございます、これは、だれから?」
「おかあさん!」
私が問いかければ、すぐに言葉を返すその子を、
他の弟妹達が洗おうとお風呂に引っ張て言ったのを見届けてから、
私はそれに、目を落としました。
「お父さんが、帰ってきました」
春を前に、雪解けの知らせが届きました。
STORY
ついに自らも金魚となってしまったさなえ金魚坂グループは終わりに思えた……そのとき!
「ごぼぼっ、ごぼぼぼっ!?」
さなえは素敵なものを目にする。炎を帯びたオリハルコンの接客マシンだ
「ハッチュウシマス……ノウヒンシマス……」
なんと金魚型接客マシンたちが、店の業務を始めたのだ!流石オリハルコン製といったところだ
(ああ……大丈夫なんだ……みんな、全部を任せて……金魚の知恵で……何も考えずに金魚鉢で……)
しかし、さなえの心に燃え上がるのは別の感情!
「ごぼぼっ、そんなわけあるか……わたしは、わたしの全てを、わたしの手でやり遂げる!」
さなえの……人間の手が接客マシンの腕を掴んだ
「……貸してみなさい。本気の経営ってやつを、見せてあげるよ」
そのころ、金魚坂本社の地下、金庫の鍵がみしりと軋んだ音を立てた……
――さあ、決算を始めよう――
◆訓練
気品の訓練をしました気品が31上昇した
気品の訓練をしました経験値が足りない
気品の訓練をしました経験値が足りない
気品の訓練をしました経験値が足りない
気品の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
ソルは大量消費社会24を破棄した!
ソルは紅茶葉の茶香炉を破棄した!
ソルは店で入れた紅茶~COLD~を破棄した!
ソルはくやしさのばね32を破棄した!
ソルは大量消費社会40を破棄した!
ソルは店で入れた紅茶~COLD~を破棄した!
ソルはセールのチラシ36を破棄した!
ソルは幟36を破棄した!
ソルは暑い日差し40を破棄した!
ソルは時代の風40を破棄した!
◆購入
ソルは珈琲のように昏い紅茶を624闇円で購入した!
ソルは珈琲のように昏い紅茶を624闇円で購入した!
ソルは珈琲のように昏い紅茶を624闇円で購入した!
◆作製
珈琲のように昏い紅茶と珈琲のように昏い紅茶を素材にして薫り高い紅茶を作製した!
◆コンビニタイプ決定
マルチ に決定!!
◆アセンブル
スロット1に薫り高い紅茶を装備した
スロット2にお持ち帰り用紅茶葉を装備した
スロット3にお持ち帰り用紅茶葉を装備した
スロット4に紅茶畑のジオラマを装備した
スロット5に紅茶葉の茶香炉を装備した
スロット6に紅茶葉の茶香炉を装備した
スロット7に珈琲のように昏い紅茶を装備した
スロット8に珈琲のように昏い紅茶を装備した
スロット9に白ワインのシェルパティーを装備した
スロット10に翼堕し【芋焼酎・辛口】を装備した
スロット11に白ワインのシェルパティーを装備した
スロット12に牙砕き【赤・辛口】を装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
ENo.79からのメッセージ>>
ラウツェン「そう、ですか…? とはいえ、ランキングにも載る程の手腕… 一理あるのやも知れませんね(ふむ、ふむと…話を聞いている)」
ラウツェン「成程…! いえいえ、気になっただけです。確かに、今はこの紅茶がとても美味しい… その辺りの感覚は、私達料理人にも通ずる所がありますね。そういったものや、お客様の性質によって細かく要素を変えられれば… それは、最良ですね。(ふんわり、笑う)」
ENo.84からのメッセージ>>
アード「それは魔神の力によるものか?それとももっと質の異なるものか?それは少し興味があるな。私にとっては、そういう信仰や呪詛の類がそのままカタチを為したようなものが最初は『敵』だったからな。やるつもりは無論さらさらないが、そういう仕組みはいくら知っていても知りすぎることも損をすることもそうない」
アード「濁っていたか?迷いきって出した答えというのもそれはそれで澄み渡っていたと思うがね。すくなくとも他を尊んで自らをどうこうというのは、本当に弱きには出来ないことだ。まああまり言葉を覆しても仕方ないから、その勇気に関しては無謀の勇としておくけれどもな」
アード「(――翼を手折って欲しい、の問いかけに、竜はすぐには答えなかった。席を立たれ、清冽な香気を放つ紅茶が空いたカップを満たし戻るまで、言葉を発することはなかった)」
アード「翼を捥がれる覚悟をしてきた――という処だろうが、悪いが、私は無為に翼を捥ぐつもりはない。‥それは縁を掴み取る腕で、伸ばして孕む指だ。それを削いで落としてしまうことは、それこそ、母君の――」
アード「――呪い、は相応しくないかな。福音をも断ち切ってしまうのではないか?翼もまたその授かり、残されているもののうちが一なのだろう。そう、奪われることに拘泥しなくていいんじゃないか?」
アード「それでも翼を捥がねばならないというなら、お前の決意を尊重するが。その前に幾つか確認をしておきたい。構わないな?」
アード「一に、翼が神気を纏っていて、それが抜けていくというのであれば、恐らく吸い出して形にすることはできる。『根を張る』から暫くは飛べなくなるだろうが、塞がらない傷ではないだろう」
アード「逆に身体から翼を介して抜けていく場合は、たぶん咬み裂いても仕方ない。恐らく母君の福音は、傷となって残った翼からも抜け落ちてしまうだろう。‥推測の域を出ないではないが」
アード「あとは‥‥そうだな。母君のそれが一体どういうものかは私にはわからないが、漏れ出ているというのが翼の一部――本来、身体がそういう仕組みでなかったろうことから考えるに、翼のどこかにある瑕疵が原因で漏れているならば、瑕疵を新しい傷で塗り潰して漏れないようには恐らくできるだろう。‥私の想像で及ぶ範囲では、これくらいしか私で出来ることはないな」
アード「(五感すべてを震わせるような『スペシャルメニュー』を口に運ぶ)」
アード「ふふ。どういう淹れ方をしたらこんな味になるのか、ゆっくり或る時にでも是非教えてもらいたいものだな。」
アード「(思考の沈黙が降りる中でことり、とカップが置かれる。)」
アード「ここに居られる時間というのは限りがあるらしいからな。今、嘗てのお前が恐れた私はお前の意のままに動こう。何を望むか?」
ラウツェン「そう、ですか…? とはいえ、ランキングにも載る程の手腕… 一理あるのやも知れませんね(ふむ、ふむと…話を聞いている)」
ラウツェン「成程…! いえいえ、気になっただけです。確かに、今はこの紅茶がとても美味しい… その辺りの感覚は、私達料理人にも通ずる所がありますね。そういったものや、お客様の性質によって細かく要素を変えられれば… それは、最良ですね。(ふんわり、笑う)」
ENo.84からのメッセージ>>
アード「それは魔神の力によるものか?それとももっと質の異なるものか?それは少し興味があるな。私にとっては、そういう信仰や呪詛の類がそのままカタチを為したようなものが最初は『敵』だったからな。やるつもりは無論さらさらないが、そういう仕組みはいくら知っていても知りすぎることも損をすることもそうない」
アード「濁っていたか?迷いきって出した答えというのもそれはそれで澄み渡っていたと思うがね。すくなくとも他を尊んで自らをどうこうというのは、本当に弱きには出来ないことだ。まああまり言葉を覆しても仕方ないから、その勇気に関しては無謀の勇としておくけれどもな」
アード「(――翼を手折って欲しい、の問いかけに、竜はすぐには答えなかった。席を立たれ、清冽な香気を放つ紅茶が空いたカップを満たし戻るまで、言葉を発することはなかった)」
アード「翼を捥がれる覚悟をしてきた――という処だろうが、悪いが、私は無為に翼を捥ぐつもりはない。‥それは縁を掴み取る腕で、伸ばして孕む指だ。それを削いで落としてしまうことは、それこそ、母君の――」
アード「――呪い、は相応しくないかな。福音をも断ち切ってしまうのではないか?翼もまたその授かり、残されているもののうちが一なのだろう。そう、奪われることに拘泥しなくていいんじゃないか?」
アード「それでも翼を捥がねばならないというなら、お前の決意を尊重するが。その前に幾つか確認をしておきたい。構わないな?」
アード「一に、翼が神気を纏っていて、それが抜けていくというのであれば、恐らく吸い出して形にすることはできる。『根を張る』から暫くは飛べなくなるだろうが、塞がらない傷ではないだろう」
アード「逆に身体から翼を介して抜けていく場合は、たぶん咬み裂いても仕方ない。恐らく母君の福音は、傷となって残った翼からも抜け落ちてしまうだろう。‥推測の域を出ないではないが」
アード「あとは‥‥そうだな。母君のそれが一体どういうものかは私にはわからないが、漏れ出ているというのが翼の一部――本来、身体がそういう仕組みでなかったろうことから考えるに、翼のどこかにある瑕疵が原因で漏れているならば、瑕疵を新しい傷で塗り潰して漏れないようには恐らくできるだろう。‥私の想像で及ぶ範囲では、これくらいしか私で出来ることはないな」
アード「(五感すべてを震わせるような『スペシャルメニュー』を口に運ぶ)」
アード「ふふ。どういう淹れ方をしたらこんな味になるのか、ゆっくり或る時にでも是非教えてもらいたいものだな。」
アード「(思考の沈黙が降りる中でことり、とカップが置かれる。)」
アード「ここに居られる時間というのは限りがあるらしいからな。今、嘗てのお前が恐れた私はお前の意のままに動こう。何を望むか?」
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 3270
貢献収入 250
マルチ補正 5%
行動順報酬!! 17%
合計闇円収入4324
商品販売数 5個
◆経験値が55増加しました……
◆体力が114増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献収入 250
マルチ補正 5%
行動順報酬!! 17%
合計闇円収入4324
商品販売数 5個
◆経験値が55増加しました……
◆体力が114増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
ソルは!夏到来!52を入手した!
ソルは新人マニュアル52を入手した!
ソルは近所のお姉さん52を入手した!
ソルは暑い日差し52を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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白い毛並みの雄竜と、その弟妹たち。 ソル=D=ティー 潮騒の魔王。燃えた紅茶畑を後にして、 母を失った弟妹たちの面倒を見ている。 白い毛並みの雄竜。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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