第3週目 アプリコーゼの一週間
◆日記
最後の客が去った。
体力の限界まで物を売りまくった。
この細長いだけの体だけでよく頑張ったと思う。すごい俺。
下の方だけどランキングにも食い込んだ。
初日にしては上々の成果だと思う。
……で、俺が身を粉にして働いている間
アプリは店の隅っこに隠れていた。ずっと、だ。
いきなり接客は難しいとは思っていたが
終始隠れられるとは…本当に先が思いやられる。
客が去り、商品もすっからかんになった店内に
ひょこりと現れたアプリは一冊の本を手にしていた。
商品にするためにマーケットから仕入れた本だ。
絵が多めの児童書といったところだろうか。
絵や芸術に興味がない俺も、背表紙に描かれた
満月の夜空は美しいなと思う。
ちなみに仕入れる商品の選定やアセンブルはアプリにやらせている。
仮にもアプリの店なわけだし、何もしないというのも…
というのもあるし、直感でもいいから自分で選んで
アプリに何か気に入ったものが出来ればと…
思ってやらせているわけなのだが。
「ずっとそれ読んでたのかよ…面白いか。何て書いてあるんだ。」
はぁ、と小さくため息をつきながらアプリに尋ねた。
アプリは小さく首を横に振る。”しらない”と。
…当然だ。文字が読めるようになる為に学校へ行かせるのに。
「…じゃあ何の絵が描いてあるんだ?」
その質問にもアプリは同じ答えを返した。
何が描いてあるかもわからない。
それだってその通りだ。
生まれたばかりで経験の乏しすぎる彼女に
そこに描かれているものが何かわかるはずもない。
そんな”しらないもの”だらけの本を抱え、
アプリはぽつり、と
「――――でも、きれい。」
と、言った。
…ああ、もし俺に手のひらがあったなら。
元の姿であったなら。
新しい感情を見つけたこの子を撫でてやる事が出来たのになぁ。
体力の限界まで物を売りまくった。
この細長いだけの体だけでよく頑張ったと思う。すごい俺。
下の方だけどランキングにも食い込んだ。
初日にしては上々の成果だと思う。
……で、俺が身を粉にして働いている間
アプリは店の隅っこに隠れていた。ずっと、だ。
いきなり接客は難しいとは思っていたが
終始隠れられるとは…本当に先が思いやられる。
客が去り、商品もすっからかんになった店内に
ひょこりと現れたアプリは一冊の本を手にしていた。
商品にするためにマーケットから仕入れた本だ。
絵が多めの児童書といったところだろうか。
絵や芸術に興味がない俺も、背表紙に描かれた
満月の夜空は美しいなと思う。
ちなみに仕入れる商品の選定やアセンブルはアプリにやらせている。
仮にもアプリの店なわけだし、何もしないというのも…
というのもあるし、直感でもいいから自分で選んで
アプリに何か気に入ったものが出来ればと…
思ってやらせているわけなのだが。
「ずっとそれ読んでたのかよ…面白いか。何て書いてあるんだ。」
はぁ、と小さくため息をつきながらアプリに尋ねた。
アプリは小さく首を横に振る。”しらない”と。
…当然だ。文字が読めるようになる為に学校へ行かせるのに。
「…じゃあ何の絵が描いてあるんだ?」
その質問にもアプリは同じ答えを返した。
何が描いてあるかもわからない。
それだってその通りだ。
生まれたばかりで経験の乏しすぎる彼女に
そこに描かれているものが何かわかるはずもない。
そんな”しらないもの”だらけの本を抱え、
アプリはぽつり、と
「――――でも、きれい。」
と、言った。
…ああ、もし俺に手のひらがあったなら。
元の姿であったなら。
新しい感情を見つけたこの子を撫でてやる事が出来たのになぁ。
STORY
店舗の運営状況はなかなかの滑り出しといったところだただ、出店に際し支払った多額の闇円を回収するにはまだまだ足りなかった
「アイディアが必要だね、アイディアが……」
金魚の知恵を絞り、さなえは売り上げデータと見つめあっていた
その時、部下の金魚から意外な報告が入る!
「社長、オリハルコン入荷しました!」
――オリハルコン、入荷できたんだ――
◆訓練
魅力の訓練をしました魅力が13上昇した
魅力の訓練をしました経験値が足りない
魅力の訓練をしました経験値が足りない
魅力の訓練をしました経験値が足りない
魅力の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
アプリはネコパンを480闇円で購入した!
アプリは厳選羽毛布団『南斗水鳥圏』を1056闇円で購入した!
アプリはふんわりみかん色ミトンを451闇円で購入した!
◆作製
くやしさのばね24と虚無雑誌を素材にしてあんずジャムを作製した!
◆コンビニタイプ決定
ビジネス に決定!!
◆アセンブル
スロット1にネコパンを装備した
スロット2に厳選羽毛布団『南斗水鳥圏』を装備した
スロット3にふんわりみかん色ミトンを装備した
スロット4に虚無書籍を装備した
スロット5に虚無高級品を装備した
スロット6に虚無日用品を装備した
スロット7にあんず大福を装備した
スロット8に虚無飲食物を装備した
スロット9においもを装備した
スロット10に今週のイチオシオリーブオイルを装備した
スロット11にあおと奇跡の冒険譚!第6巻を装備した
スロット12にそのままあんずを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
あんず大福をアイコン変更した!
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◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 2145
貢献補正 1%
行動順報酬!! 20%
合計闇円収入2599
◆経験値が20増加しました……
◆体力が29増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献補正 1%
行動順報酬!! 20%
合計闇円収入2599
◆経験値が20増加しました……
◆体力が29増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
アプリはポイントカード28を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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【アプリコーゼ】 とある偉い天使様にあんずの実から作られた女の子。 生まれたてで人間らしいことはあまり知らない。 他の人とどう接していいかわからず、こわいと感じてしまうため、接客ができない。 開店中は隅っこに隠れている。 【レタス】 アプリが抱えているぬいぐるみ。 レタスというよりどう見てもしなびたキュウリ。 ぐにっとした感触。 本名はもっと長いらしい。 しゃべる。口が悪い。 今のところ接客はすべてレタスがしている。 傍から見るとだいぶキモい。 アプリを”ちゃんとした人間にする”ことを試験として課されている。ちゃんとした人間になる為に、アプリを学校に通わせようと考え、その資金を稼ぐためにコンビニを経営することを思いついた。 試験期間はアプリの手首に巻かれたリボンがほどけるまで。日が経つごとに少しずつ短くなっていく。リボンがほどけると、アプリはあんずに戻って朽ちてしまうだろう――――。 --- 人見知りの為、メッセは受け身になりますが大歓迎です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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