第5週目 『無名』’’有想霧像’’の一週間
◆日記
『「店長」が動いてるな。しかし今回もうまく言ったもんだと思う』
『やっぱりこう……あれだけ統一性のないお客さんの集団っていうとな……旅行とかしかないよな……』
『どこから来て何をしに行く旅行客なんですかね一体』
『とりあえず鍋は確定だろ』
『海水浴の人もいた!』
『ピクニック?』
『ラクダがいたし砂漠に帰りたいんじゃない?』
『だめだ、どこをどう話しても統一された目的がありそうには見えない』
我々は常に店のそこかしこにいる。我々は店で起こるすべてを見ている。
もしも彼らに聞こえているのなら、挨拶も会計もすべてこなせているのも分かるだろう。
まあ我々の認識からすれば、この世界の「書き割り」であろう彼らには、そもそも意思があるのかさえ議論の対象であるのだが。
『でもなー、「店長」が出てきたってなるとなあ』
『やはり今回もそう長くはここに留まれそうもありませんね』
『まあそう長くどこかにいられたこともないし、むしろここ長居すると』
『ちくわ大明神』
『ちょっと普通の認識が変わってきそうな気もするし、おれらとは相性が悪いんじゃ』
『誰だ今の』
この店には「店長」がいる。あの子でも我々でもない。けれどきっと、この店の一部であろう誰かが。
それが何なのかについては我々もまた経験でしか知らないけれど、分かることは三つ。
一つは我々と違って、「店長」はあの子へ声を届けられること。
一つはその声を、我々もまた認識できること。
そして最後は、その声が聞こえたら、同じ世界に留まれる時間はそう長くはないこと。
『だろうなー。でも、出てこられたからにはそれなりに相性がいいんじゃ』
『店が問題なく出せるってだけでしょ? 怪奇扱いとかされないでさ』
『どこだっけ前、なんとか管理局だかに目つけられたの』
『でも結構紳士的だったよな』
我々に帰る場所はなく、我々に安住の場所はない。
小舟で大海を彷徨うように、あの子というものの中でゆらゆらと揺られ、不安げに外の大洋を眺めているばかりだ。
『やっぱりこう……あれだけ統一性のないお客さんの集団っていうとな……旅行とかしかないよな……』
『どこから来て何をしに行く旅行客なんですかね一体』
『とりあえず鍋は確定だろ』
『海水浴の人もいた!』
『ピクニック?』
『ラクダがいたし砂漠に帰りたいんじゃない?』
『だめだ、どこをどう話しても統一された目的がありそうには見えない』
我々は常に店のそこかしこにいる。我々は店で起こるすべてを見ている。
もしも彼らに聞こえているのなら、挨拶も会計もすべてこなせているのも分かるだろう。
まあ我々の認識からすれば、この世界の「書き割り」であろう彼らには、そもそも意思があるのかさえ議論の対象であるのだが。
『でもなー、「店長」が出てきたってなるとなあ』
『やはり今回もそう長くはここに留まれそうもありませんね』
『まあそう長くどこかにいられたこともないし、むしろここ長居すると』
『ちくわ大明神』
『ちょっと普通の認識が変わってきそうな気もするし、おれらとは相性が悪いんじゃ』
『誰だ今の』
この店には「店長」がいる。あの子でも我々でもない。けれどきっと、この店の一部であろう誰かが。
それが何なのかについては我々もまた経験でしか知らないけれど、分かることは三つ。
一つは我々と違って、「店長」はあの子へ声を届けられること。
一つはその声を、我々もまた認識できること。
そして最後は、その声が聞こえたら、同じ世界に留まれる時間はそう長くはないこと。
『だろうなー。でも、出てこられたからにはそれなりに相性がいいんじゃ』
『店が問題なく出せるってだけでしょ? 怪奇扱いとかされないでさ』
『どこだっけ前、なんとか管理局だかに目つけられたの』
『でも結構紳士的だったよな』
我々に帰る場所はなく、我々に安住の場所はない。
小舟で大海を彷徨うように、あの子というものの中でゆらゆらと揺られ、不安げに外の大洋を眺めているばかりだ。
STORY
「フフフ、調子よさそうね」「あなたは……金魚の魔女!」
さなえのもとに久しぶりに表れた緑の金魚……それはさなえを勇気づけた金魚の魔女だった
「あなたの奥底にある呪いを破壊する力、見つけられた?」
「ぼちぼちですなぁ」
さなえの計画する金魚型接客マシン。それは設計段階を経て、もうすぐ納入が近づいていた
「気を付けて。敵もあなたの力に気付いている。きっと、追い打ちをかけてくる……インゴットの入荷も、敵の仕組んだ罠」
「関係ない……私はすべての逆境を、乗り越えてみせる!」
その時社長室に転がり込んでくる金魚!
「社長! 無数のゴリラ様のご来店です! ゴリラウェーブ、来ました!」
――ゴリラウェーブ、来ました――
◆訓練
笑顔の訓練をしました笑顔が19上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
無名は名も知れぬ焼き菓子を破棄した!
無名はラベルのない自家用酒を破棄した!
無名は虚無日用品を破棄した!
無名は一服の茶菓子を破棄した!
◆購入
無名はぐい呑みセットを496闇円で購入した!
無名はおもちゃのナイフを496闇円で購入した!
無名は店長おすすめのロウソクを527闇円で購入した!
◆作製
メモ帳32と親切マニュアル32を素材にして小さな一筆を作製した!
◆コンビニタイプ決定
ホワイト に決定!!
◆アセンブル
スロット1に焼きたてふんわりバターロールパンを装備した
スロット2に自家製ホットワインを装備した
スロット3にぐい呑みセットを装備した
スロット4にAmatistaを装備した
スロット5に輝ける豆腐を装備した
スロット6に我が蒼薔薇と人生を装備した
スロット7に泡沫商材を装備した
スロット8にもてなしの欠片を装備した
スロット9にいつかの祝杯を装備した
スロット10におもちゃのナイフを装備した
スロット11に店長おすすめのロウソクを装備した
スロット12に小さな一筆を装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 1813
貢献収入 264
行動順報酬!! 17%
合計闇円収入2430
商品販売数 1個
◆経験値が31増加しました……
◆体力が25増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献収入 264
行動順報酬!! 17%
合計闇円収入2430
商品販売数 1個
◆経験値が31増加しました……
◆体力が25増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
無名はセールのチラシ36を入手した!
無名はアルハラ36を入手した!
無名は親切マニュアル36を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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とある辺境の村にある、たった一軒の雑貨屋の看板娘。まとめもしない長い黒髪がトレードマーク。 ある日ある時の夕暮れ、黄昏時を通じて店ごと「夕闇国」に迷い込んだ。 心より己をそう信じて生きる、人の形をした人でないもの。 無名のまま死んだ魂たちを、意識もせぬうちに統べる少女。 何かに名を残すほどの害意も熱意も持つことのできない、無名を宿命づけられたまま生きる存在。 爛漫あるいは天然と呼ぶべき少女と、彼女にまったく認識されないままその側にいる無数の影たち――群像と名乗る存在で構成される群体である。 ―――― プロフ絵、IC0~6番:ゆゆづき様「キャラクターメーカー」で作成しております IC8~13番、23番:十con様ご提供のアイコンを使用しております | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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