第8週目 廟鏡の魔女と愉快な店員の一週間
◆日記
「ふう」
客が去り、静かになった店舗。
1人黙々と作業をしているネイベール。
そんな作業にも飽き、
暇つぶし程度に
いつも店舗のどこかに潜んでいる雇い主に声をかけた。
「ねえ、マオ」
「なんだよ」
なんでしょうか
「ん!?」
「…」
「マオ」
はい?
「今着ぐるみの方が先に反応したよね??」
「そうでしょうか」
「! ほら!」
「向こうがどうなってるかはわからないけど」
「やっぱりマオの呪い、解けてきてるんじゃないの?」
そうなのでしょうか…
「いや、こっちはそういうの専門じゃないから」
「詳しくはわからないんだけど…」
「でも、これは確実に言えるよ」
「マオ、最初に会った時よりも」
「…うーん、なんていうかな」
「着ぐるみの、マオ本人のほうの存在感が強くなってると思う」
…
あまり自覚はありませんが…
ハッ
もしかしたら、私の存在が薄まって
本体の方も記録のほうも
消えてしまうとか…!?
「前向きに考えようよ」
「君が消えたらこっちだって帰れなくなる」
「それだけは絶対に阻止するから」
頼もしい限りです
「ま、お互い頼り頼られの関係じゃないと」
「お店の経営なんてやってらんないから」
「さ、ついでに」
「今週の店員さんも呼んじゃって」
かしこまりました
ご要望に応え異世界より労働力を召喚しますが
どんな方が来るかは私にもわかりません
そして一度呼んだら
6日後まで帰すことはできません
それでも良いですか?
「うん、頼んだよ」
わかりました
「かくかくしかじか」
「…と、いうことがあって」
「なるほどなあ、つまりそのねこちゃんの巻き添えくらって」
「さらにその巻き添えをぼくがくらっとるわけなのね」
「まあ、そんなかんじかな?」
「はあ、どこの世界も企業間競争えげつないなあ〜」
「それで、その金魚さんの呪いを解くことで」
「こっちのねこちゃんの呪いも解けると」
「そうみたい」
「ふむふむ」
「よっしゃ、わかりました」
「これも何かの縁ですし、ぼくで良ければ協力させてもらいますわ」
「そう言ってもらえるととても助かるよ」
「こっちはネイベール ネイベール・フェリン」
「気軽にネイって呼んでくれればいいよ」
「はいはい、ねいべぇさんね よろしくお願いしますわあ」
「ああ、ぼく赤星ミクナいいます」
「お店で働くなんて学生ぶりだけど…6日間の間よろしくねえ」
「アカホシ…?」
「うん?」
「いや」
「この前…アカホシレオナっていう子が店員として来たんだ」
「このくらいの背の高さで…眼鏡をしてて、神が赤くて」
「同じ名前が入ってるから、もしかしたら血族かなって思ったんだけど…」
「…!」
「アッハッハッハ!」
「ねいべぇさん、それはなぁ…ぼくの弟ですわ」
「弟…!?…にしては、ずいぶん年齢が離れて…」
「ただし、ずっと昔の時のぼくの弟 だけどな」
「????」
「どういう…」
「今はレオちゃんもおっさん、て言えばわかるかな?」
「いや〜それにしても良い土産話になるなぁ〜久々に会いに行ったろかな」
「……」
「世界は広いな…」
客が去り、静かになった店舗。
1人黙々と作業をしているネイベール。
そんな作業にも飽き、
暇つぶし程度に
いつも店舗のどこかに潜んでいる雇い主に声をかけた。
「ねえ、マオ」
「なんだよ」
なんでしょうか
「ん!?」
「…」
「マオ」
はい?
「今着ぐるみの方が先に反応したよね??」
「そうでしょうか」
「! ほら!」
「向こうがどうなってるかはわからないけど」
「やっぱりマオの呪い、解けてきてるんじゃないの?」
そうなのでしょうか…
「いや、こっちはそういうの専門じゃないから」
「詳しくはわからないんだけど…」
「でも、これは確実に言えるよ」
「マオ、最初に会った時よりも」
「…うーん、なんていうかな」
「着ぐるみの、マオ本人のほうの存在感が強くなってると思う」
…
あまり自覚はありませんが…
ハッ
もしかしたら、私の存在が薄まって
本体の方も記録のほうも
消えてしまうとか…!?
「前向きに考えようよ」
「君が消えたらこっちだって帰れなくなる」
「それだけは絶対に阻止するから」
頼もしい限りです
「ま、お互い頼り頼られの関係じゃないと」
「お店の経営なんてやってらんないから」
「さ、ついでに」
「今週の店員さんも呼んじゃって」
かしこまりました
ご要望に応え異世界より労働力を召喚しますが
どんな方が来るかは私にもわかりません
そして一度呼んだら
6日後まで帰すことはできません
それでも良いですか?
「うん、頼んだよ」
わかりました
「かくかくしかじか」
「…と、いうことがあって」
「なるほどなあ、つまりそのねこちゃんの巻き添えくらって」
「さらにその巻き添えをぼくがくらっとるわけなのね」
「まあ、そんなかんじかな?」
「はあ、どこの世界も企業間競争えげつないなあ〜」
「それで、その金魚さんの呪いを解くことで」
「こっちのねこちゃんの呪いも解けると」
「そうみたい」
「ふむふむ」
「よっしゃ、わかりました」
「これも何かの縁ですし、ぼくで良ければ協力させてもらいますわ」
「そう言ってもらえるととても助かるよ」
「こっちはネイベール ネイベール・フェリン」
「気軽にネイって呼んでくれればいいよ」
「はいはい、ねいべぇさんね よろしくお願いしますわあ」
「ああ、ぼく赤星ミクナいいます」
「お店で働くなんて学生ぶりだけど…6日間の間よろしくねえ」
「アカホシ…?」
「うん?」
「いや」
「この前…アカホシレオナっていう子が店員として来たんだ」
「このくらいの背の高さで…眼鏡をしてて、神が赤くて」
「同じ名前が入ってるから、もしかしたら血族かなって思ったんだけど…」
「…!」
「アッハッハッハ!」
「ねいべぇさん、それはなぁ…ぼくの弟ですわ」
「弟…!?…にしては、ずいぶん年齢が離れて…」
「ただし、ずっと昔の時のぼくの弟 だけどな」
「????」
「どういう…」
「今はレオちゃんもおっさん、て言えばわかるかな?」
「いや〜それにしても良い土産話になるなぁ〜久々に会いに行ったろかな」
「……」
「世界は広いな…」
STORY
夕闇国の夕空は燃えるように輝くオリハルコンの金魚マシンは、夕日を受けてやはり火焔のごとき輝き
「いつまで続ければいいんだろう、フランチャイズの店長さんの契約もそろそろ終わり」
さなえは静かに夕暮れの街を見る
「金魚の知恵だからって、このままじっとしていていいのかな……」
「私は全力で生きている……? ひいおじいちゃんが教えてくれたこと……」
視界の端をポコポコドラミングするゴリラが横切る
「この世で最もか弱きものが、胸を張って堂々と生きれたら、それが最高に素晴らしいことだって」
さなえは曾祖父からゆらぎの力を受け継いでいた。さなえが胸を張って金庫の扉を開けたとき……
そのときゆらぎの審判によって金庫の中身が決まるという
「自信がないよ……正しく生きれているのか。もし正しく生きていないと裁かれたら……ごぼぼっ!?」
言葉が泡で詰まる。はっと自分の両手を見る。それは紛れもなく金魚の鰭であった
――この世で最もか弱き金魚に――
◆訓練
魅力の訓練をしました魅力が22上昇した
魅力の訓練をしました魅力が24上昇した
魅力の訓練をしました魅力が26上昇した
気品の訓練をしました気品が13上昇した
笑顔の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
ネイはSRPG『DARKKINGDOM4』を破棄した!
ネイは幟40を破棄した!
ネイは機転マニュアル40を破棄した!
ネイは笑顔マニュアル36を破棄した!
ネイは幟44を破棄した!
◆購入
ネイはクリスタル新郎新婦フィギュアを1320闇円で購入した!
ネイは白檀香を564闇円で購入した!
ネイはにんにく抜きペペロンチーノを600闇円で購入した!
◆作製
魅力マニュアル44と暑い日差し44を素材にして増蔵濃くウマらぁめんを作製した!
◆コンビニタイプ決定
ビジネス に決定!!
◆アセンブル
スロット1に赤い帽子のスライム使い魔を装備した
スロット2にシトリンの一粒シルバーリング(非加熱)を装備した
スロット3にシトリンの一粒シルバーリング(非加熱)を装備した
スロット4にクリスタル新郎新婦フィギュアを装備した
スロット5に幻惑のベルを装備した
スロット6に幻惑のベルを装備した
スロット7にくりむしようかんを装備した
スロット8にエクストラ・アネホを装備した
スロット9に温泉たまごを装備した
スロット10に白檀香を装備した
スロット11ににんにく抜きペペロンチーノを装備した
◆アイテム改名
◆アイテムアイコン変更
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メッセージ
ENo.29からのメッセージ>>
「ん、どうも。じゃーまずは猫餌からだな」
棚の陰にいるねこのようなものを気にしつつペットコーナーに向かう。
「本体…ねぇ。まぁ、事情があってややこしいことになってる苦労みたいなもんは、自分にも少しわかるよ」
「これと、これと…これも買っとくか…。あと、おにぎりな」
いくつかの猫餌を抱えると、レジまで持ってきて会計を頼む。
「……」@@@会計が終わるのを待つ間も、ねこのようなものをじっと見ているかもしれない。にらめっこ状態。
メッセージを送信しました
>>Eno.15 >>Eno.64 >>Eno.102
「ん、どうも。じゃーまずは猫餌からだな」
棚の陰にいるねこのようなものを気にしつつペットコーナーに向かう。
「本体…ねぇ。まぁ、事情があってややこしいことになってる苦労みたいなもんは、自分にも少しわかるよ」
「これと、これと…これも買っとくか…。あと、おにぎりな」
いくつかの猫餌を抱えると、レジまで持ってきて会計を頼む。
「……」@@@会計が終わるのを待つ間も、ねこのようなものをじっと見ているかもしれない。にらめっこ状態。
メッセージを送信しました
>>Eno.15 >>Eno.64 >>Eno.102
◆戦闘結果
売り上げ
闇円収入 3078
貢献収入 41
行動順報酬!! 13%
合計闇円収入3524
商品販売数 6個
◆経験値が51増加しました……
◆体力が21増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
貢献収入 41
行動順報酬!! 13%
合計闇円収入3524
商品販売数 6個
◆経験値が51増加しました……
◆体力が21増加しました……
◆素材が本部から支給されました……
ネイは椅子48を入手した!
ネイは蝙蝠48を入手した!
キャラデータ
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プロフィール
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いらっしゃいませ! 呪われた魔女と雇われ店長によるコンビニへ! 毎週魅力的な商品と、魅力的な店員を皆さまに提供いたします! でなければ、この堅牢で透明な牢屋の呪いは解けないからです! ようこそ ようこそ いらっしゃいませ! 店員名簿はこちらでご確認くださいませ! +++++++++++ 【店長】 ●ネイベール・フェリン 魔女の力によって呼び出された賓。 呪いを解く手段の1人。 不本意ながらもコンビニを手伝うことに…。 この世界にやってきて早7週目。 即戦力が来たおかげでようやく楽がでいた。 【臨時店員】 ●赤星ミクナ 髪がすごい伸びる赤毛のおじさん。 どうやら、以前来た店員の兄らしい。おお超次元時空。 朗らかで店長以上にコンビニのことを熟知しているらしく、 売りたい商品の置き場所、日付管理、書籍の置き場所等細かいこだわりがある。 店長変えた方が良くない? 【魔女】 ●マオ・アナトリ・ウラハバーン 通称マオハバーン。 『廟鏡』と謳われた魔女。 呪いによって多くを奪われた上に思考が猫並になってることが判明。 1人じゃコンビニの経営+呪いの解除なんてとても出来ないので ちょっと誰か助けてくだしあ。 …ということで異世界よりネイベールを呼び寄せ 店長業を代わってもらうことにした。 やはり呪いはだいぶ薄れているように見える…。 果たしてどうなのだろうか。 +++++++++++ コンビニを経営し 革新を日々もたらし 指定の日まで 人々を満足させること さすれば、汝を奪った 呪いは解けるであろう… | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
_0_1_2_3_4_5_6_7 _8_9101112131415 1617181920212223 |
店舗データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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